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レポート

【Krush】菅原美優がダウン量産、最後はKOの圧勝劇。驚異の進化を見せつけてV3

2022/10/28 19:10

▼第2試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
×南雲大輝(スタースポーツクラブ/Air KBZゴールデンベルトチャンピオンシップ 2017年67kg級王者)
判定0-3 ※26-30×3
〇赤田功輝(ALONZA ABLAZE)


 南雲はMMA(総合格闘技)からミャンマーの頭突きありの超過激格闘技ラウェイに転向し、2017年12月にはミャンマー・ヤンゴンで開催されたAir KBZ(エアカンボーザ)チャンピオンシップにて67kg級の2017年王者となった。2019年6月、K-1への参戦を表明し、11月に初参戦したが5連敗。「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」に抜擢され、7月の1回戦は不戦勝も9月の準決勝では瓦田脩二にKO負けを喫した。2022年2月には因縁の堀井翼との決着戦を延長戦の末に制したが、6月の伊藤健人戦ではKO負け。キックボクシングの通算戦績は3勝8敗。


 赤田は2020年10月にKrush-EXでプロデビューし、2連続KO勝ちのあとドロー、初黒星となったが、前回8月に松本和樹からKOを奪った。


 1R。サウスポー同士。両者とも距離は近く左右フックを打っていく。南雲は落ち着いてジャブ、顔面とボディにフックを打っていくが、赤田の左フックをもらってたびたびグラつく。南雲は三日月とヒザ、そしてパンチでボディを攻める。


 2R、南雲は左ボディを強打、すぐに赤田が左フックを返す。赤田はヒザから左右フックにつなげ、南雲がボディを打って来るとすかさず左右フックでグラつかせる。赤田のヒザ、パンチでボディを打たれた南雲は後退、一方的にパンチを浴びてスタンディングダウンをとられる。赤田は攻撃の手を緩めず南雲を左右フックでグラつかせるが、南雲はフラフラしながらも耐える。


 3R、打ち合う両者は互いに顔面にヒットを奪う。赤田は左ハイを連発するが南雲はブロック、ならばと左ローを蹴る赤田。このローで南雲は明らかなダメージ。それでも踏ん張ってパンチを出す南雲は左ストレート。タフなファイトはダウンを奪った赤田がフルマークの判定勝利を収めた。

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