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レポート

【Krush】菅原美優がダウン量産、最後はKOの圧勝劇。驚異の進化を見せつけてV3

2022/10/28 19:10

▼第8試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R
〇松谷 桐(ALONZA ABLAZE)
判定3-0 ※30-27×2、30-28
×白幡太陽(FLYSKY GYM)


 松谷は元NJKFフライ級王者。2021年9月にKrush初参戦を果たすと、ハイレベルな技巧で2連勝を飾ったが、今年3月の3戦目で野田蒼に初黒星。今回が再起戦となる。戦績は16勝(7KO)3敗。


 白幡はRIZINにも出場した元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・白幡裕星の兄で2020年INNOVATIONフライ級新人王トーナメント優勝の実績を持つ。今年7月のKrush-EXのメインで勝利を飾り、今回本戦に初出場。戦績は4勝(1KO)1敗。


 1R、サウスポーの松谷はジャブ、左ミドル。サウスポーのセオリー通りではなく左へ回っていく。右ハイ、右ミドルと蹴りがよく出る松谷は今度は右へ回り込んでのジャブと右フック。


 2R、松谷は鋭い左ヒザと左前蹴り。白幡は左フックを強振して松谷をひやりとさせる。松谷は左右の顔面前蹴りから左ストレートを伸ばして白幡を仰け反らす。松谷が当て、白幡のパンチはかわされる展開が続く。このラウンドは松谷がヒット&ウェーで上手く戦って差をつけた。


 3R、前足外側をとる松谷が左ストレート、左ヒザ、顔面前蹴りを当てていく。白幡は距離を詰めて左右フックを打つがなかなか松谷を捉えられない。右ストレートで松谷を仰け反らす白幡だが、すぐに松谷はが右カーフ、左ストレート、顔面前蹴りで印象を取り戻す。前に出てくる白幡をジャブ、前蹴り、ヒザで迎え撃つ松谷。


 逆転を狙う白幡のパンチは空を切り、松谷が相手に1ポイントも与えず上手く戦っての判定勝ちとなった。

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