▼セミファイナル(第9試合)【株式会社 東亜工業所 Presents】Krushライト級 3分3R延長1R
×瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/第6代Krushライト級王者)
延長R 判定1-2 ※10-9、9-10×2
〇昇也(士魂村上塾/第4代Bigbangスーパー・ライト級王者)
※本戦の判定は29-30、29-29、30-30。
瓦田は 伸びのある右ストレートを武器にアグレッシブなファイトスタイルでデビューから5連勝。東本央貴、川崎真一朗、ワン・ジーウェイに敗れたが、その後は覚醒して2021年7月・9月の「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」で優勝し、王座に就いた。2019年12月から8連勝と快進撃を続けていたが、2022年2月のK-1で篠原悠人に判定で敗れて連勝がストップ。4月には初防衛戦に臨んだが大沢文也に敗れ王座を失った。戦績は14勝(6KO)5敗。
昇也は2019年12月のBigbangで行われた王座決定戦を制して第4代Bigbangスーパーライト級王者となった。11月の『スーパービッグバン』では稲石竜弥を相手にドロー防衛に成功。2021年4月にKrush初参戦を果たし、迅也に先制のダウンを奪われるも逆転KO勝ち。7月には瓦田脩二に判定負け、10月もバズーカ巧樹に敗れて連敗し、2022年1月のBigbang王座防衛戦では増井侑輝に判定負けで王座を失った。7月には三宅祐弥に初回KO勝ち。サウスポーから多彩な蹴り技を繰り出し、左フックを強打するタイプ。戦績は15勝(7KO)9敗2分。
両者は2021年7月に「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」の1回戦で対戦が決まっていたが、昇也は前日計量で最終的に1.5kgオーバーで計量をパスすることができず、昇也には減点2が与えられてのワンマッチとして試合が行われた。結果は瓦田が判定3-0(30-27、30-26、30-25)で勝利している。
1R、サウスポーの昇也は両腕をだらりと下げるノーガードで挑発。構わず瓦田は蹴っていくと、昇也が突然左右フックのラッシュ。瓦田はガードを固めてこれに耐えると、右ボディとヒザを返す。昇也も左ボディ。昇也に瓦田が右ヒザを連打すると昇也の動きが止まるが、すぐに昇也が左右フックと左ロー。前に出ていく昇也はガードの上からでも構わず左右フックを叩きつける。
2Rも前に出るのは昇也。左ローを蹴って左右フックをガードの上から叩きつける。瓦田はワンツー、左右ボディからヒザへつなぐ。中盤から瓦田が動き出し、右ミドルを蹴る。
3R、昇也は再びノーガードになって誘うが川原は乗らない。右mぢ折るを蹴り、左右のヒザを突き刺していく。昇也もヒザを返し、左右フックを叩きつけていく。瓦田も同じようにヒザとボディを返す根性比べに。パワーで押していく昇也はガードの上からでも構わずパンチを叩きつけ、攻めの姿勢。瓦田はガッチリとブロックを固めてヒザを突き刺していく。
本戦の判定はドロー。延長戦に入ると瓦田が距離を詰めて至近距離でヒザを突き上げる。昇也はアッパーを突き上げるが瓦田は頭を極端に下げた構えで前へ出て右ローを蹴る。さらにカカトでも足を蹴る。昇也もローで反撃すると瓦田は足が流れて印象が悪い。