▼プレリム第2試合 ライトヘビー級 3分3R
×フェリペ・ミケレッティ(ブラジル/同級3位)
判定0-5 ※27-30×5
〇ドネギ・アベナ(スリナム/同級5位)
ライトヘビー級トップ5のミケレッティとアベナが王座挑戦権を懸けて激突。ミケレッティは16勝(5KO)9敗で、GLORYでは2勝2敗。アベナは24勝(6KO)9敗でGLORYでは4連敗中。
1R、アベナは右ローから鋭い左フックを繰り出すが、ミケレッティの前蹴り、ジャブに突き放される。アベナは右ボディストレートからの左フックを多用、このコンビネーションが決まりだす。ミケレッティは右ローを狙い撃ちし、右ストレート&右フック。前に出るアベナが左ミドルから飛びヒザ蹴りのコンビネーション。アベナはボディブローを何度も決め、顔面へとつなげていく。ミケレッティはこのボディ攻めでかなり消耗したように見えた。
2Rもボディとローを攻めながら前へ出ていくアベナが右フックをヒットさせる。ミケレッティは右クロスを狙うが、左フックから右ストレートをヒットさせるのはアベナ。前に出るアベナが左右フックをしっかりと当て、ミケレッティは打ち返すもアベナのガードの上だ。パンチを打って来るミケレッティにいきなり飛びヒザ蹴りを放つアベナ。
3Rも前に出るのはアベナ。ミケレッティは右ボディから左フック、そしてジャブを繰り出す。アベナを前蹴りで突き放すミケレッティだが、アベナはどんどん距離を詰めて左フックを打つ。左右ボディからヒザを突き刺すアベナは、隙あらば飛びヒザ蹴りをボディを放つ。コーナーに詰まるミケレッティへアベナはヒザ蹴りから左右フック。最後まで抵抗するミケレッティにアベナは右ハイキック。終了のゴングが鳴るとミケレッティはコーナーに座り込んだ。
判定は圧倒的な手数で攻めたアベナの勝利。GLORYにおける連敗を止め「この試合の勝利はなくなった従兄弟に捧げたい。ベルトに向かって突き進む」と高らかに宣言した。