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レポート

【GLORY】最終決着戦はアリスターが2度ダウンを奪って勝利、敗れたバダ・ハリは引退を示唆。ティファニーが苦闘防衛、ペットパノムルン完封勝利で防衛、ベスタティも防衛成功

2022/10/09 03:10

▼プレリム第3試合 ミドル級 3分3R
×セルカン・オズカグライヤン(トルコ/オランダ/同級1位)
判定0-5 ※26-29×5
〇シーザー・アルメイダ(ブラジル/同級4位)


 ミドル級トップクラスのオズカグライヤンが王座挑戦権を懸けて4位のアルメイダと対戦。オズカグライヤンはK-1ヘビー級で活躍したグーカン・サキの従兄弟。40勝(34KO)6敗という戦績を持つ。


 1R、サウスポーのオズカグライヤンは右へ動きながらの左フック、左ストレート。アルメイダは上体を左右に振りながら右ストレート、右ロー。オズカグライヤンの左フックにアルメイダは右フックを合わせる。アルメイダは右ボディストレート、左フック、そして左右ローと下から崩していく。思い切り左フックを振ってきたオズカグライヤンにアルメイダが右フックを被せてダウンを奪う。左フック、右ストレートでオズカグライヤンにロープを背負わせ、ダウン寸前まで追い詰めて1Rを終えた。


 2R、アルメイダは右ボディストレートを打ってから、左フックからの右ストレート、そして右ストレートでダウンを奪う。ラッシュをかけるアルメイダが左右フック、左右ボディでオズカグライヤンにロープを背負わせる。アルメイダのフックで左右に頭が揺れるオズカグライヤン。ガードを固めるオズカグライヤンへ左右フック、右アッパーと一方的に攻撃。するとアルメイダはガードを固めて下がり始め、オズカグライヤンがパンチを振り回して前へ出る。空振りが多いが、攻めるシーンを作った。


 3R、オズカグライヤンは前へ出てジャブ、左フック、左ストレートと強打を放つが、アルメイダはステップワークでかわす。前へ出て左ストレート、右フックを打つオズカグライヤンだが、ガードが甘くアルメイダの返しのフックをモロにもらう。アルメイダは右インロー、オズカグライヤンは何とか強打を当てようと前へ出てパンチを繰り出していくが、アルメイダのダッキングに空振りが目立つ。アルメイダは左右ロー、そして右ボディストレート。


 逆転を狙うオズカグライヤンにクリーンヒットを許さず、ダウンを奪って上手く戦い抜いたアルメイダの判定勝ちとなった。

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