▼第5試合 Krushスーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
〇森田奈男樹(エイワスポーツジム/第4回JFKO全日本選手権軽重量級優勝)
KO 2R 1分35秒 ※3ノックダウン
×イゴール・シウバ(ブラジル/ブラジリアンタイ)
森田はフルコンタクト空手出身で第4回JFKO全日本選手権軽重量級優勝など数々の実績を持つ。2021年6月のKrushでプロデビューし夜叉猿に判定勝ちすると、11月の2戦目では藤岡裕平に空手仕込みの蹴りを連発し、左ハイキックでKO勝ち。3戦目も藤村大輔を2R46秒、後ろ蹴りでKOして大きなインパクトを残した。戦績は3勝(2KO)無敗。今回が初の国際戦となる。
シウバはK-1にも多くの選手を送り込んでいるダニロ・ザノリニ率いるブラジリアンタイに所属。当初はアラン・ソアレスの出場が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響により欠場、代わって森田と対戦することになった。戦績は16勝(6KO)3敗。
1R、シウバは左右の連打を繰り出しながら突進。これに面食らった感のあった森田だが、すぐに右ローで立て直す。その後も左右の連打による突進を見せたシウバ。森田はパンチに左ミドルを合わせ、前蹴りでもボディを狙う。
2Rも突進を仕掛けたシウバだが、森田はかわしつつ左フックを打ってダウンを奪う。立ち上がったシウバには左三日月蹴りを連発して何度も突き刺して後退させ、回り込んで逃げようとしたシウバへ右の内廻し蹴りを命中させてダウンを追加。最後は豪快な後ろ廻し蹴りを喰らったシウバがロープにもたれかかったところでレフェリーが試合終了を宣言した。
またもKO勝ちを収めた森田は「急に決まった試合で仕上げてくれたシウバ選手ありがとうございました。自分はこの階級のベルトを獲りたいと思っているので、頑張って練習するのでよろしくお願いします。押忍」とアピールした。