K-1K-1
K-1
レポート

【Krush】寧仁太・アリが打ち合い制してKO初防衛、稲垣澪がKO、MOMOTAROが復活勝利、事故から4年半ぶり復帰の岩尾力がKO勝ち、空手殺法・森田奈男樹が3連続KO

2022/08/27 20:08

▼第5試合 Krushスーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
〇森田奈男樹(エイワスポーツジム/第4回JFKO全日本選手権軽重量級優勝)
KO 2R 1分35秒 ※3ノックダウン
×イゴール・シウバ(ブラジル/ブラジリアンタイ)


 森田はフルコンタクト空手出身で第4回JFKO全日本選手権軽重量級優勝など数々の実績を持つ。2021年6月のKrushでプロデビューし夜叉猿に判定勝ちすると、11月の2戦目では藤岡裕平に空手仕込みの蹴りを連発し、左ハイキックでKO勝ち。3戦目も藤村大輔を2R46秒、後ろ蹴りでKOして大きなインパクトを残した。戦績は3勝(2KO)無敗。今回が初の国際戦となる。


 シウバはK-1にも多くの選手を送り込んでいるダニロ・ザノリニ率いるブラジリアンタイに所属。当初はアラン・ソアレスの出場が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響により欠場、代わって森田と対戦することになった。戦績は16勝(6KO)3敗。



 1R、シウバは左右の連打を繰り出しながら突進。これに面食らった感のあった森田だが、すぐに右ローで立て直す。その後も左右の連打による突進を見せたシウバ。森田はパンチに左ミドルを合わせ、前蹴りでもボディを狙う。


 2Rも突進を仕掛けたシウバだが、森田はかわしつつ左フックを打ってダウンを奪う。立ち上がったシウバには左三日月蹴りを連発して何度も突き刺して後退させ、回り込んで逃げようとしたシウバへ右の内廻し蹴りを命中させてダウンを追加。最後は豪快な後ろ廻し蹴りを喰らったシウバがロープにもたれかかったところでレフェリーが試合終了を宣言した。


 またもKO勝ちを収めた森田は「急に決まった試合で仕上げてくれたシウバ選手ありがとうございました。自分はこの階級のベルトを獲りたいと思っているので、頑張って練習するのでよろしくお願いします。押忍」とアピールした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.332
2024年5月23日発売
特集「格闘サマーウォーズ」では堀口恭司vs.ペティス再戦、『超RIZIN.3』朝倉未来vs.平本蓮プレビューや、平良達郎、鶴屋怜、渡辺華奈、野杁正明、海人、クレベル、鈴木千裕の大一番に迫る!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント