▼セミファイナル(第8試合)Krushフェザー級 3分3R延長1R
×岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 2R 2分20秒
〇稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン/第4代Bigbangフェザー級王者)
岡嶋は『格闘代理戦争』の卒業生で2019年9月にプロデビュー後は5連勝を飾ったホープ。しかし、6戦目の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」準決勝で森坂陸にKO負けして初黒星。2021年6月にはフェザー級王座への挑戦者に抜擢されたが、王者・新美貴士に1R16秒でTKO負けを喫した。2022年4月に國枝悠太に負傷判定3-0で勝利して再起。戦績は6勝(1KO)2敗。
稲垣は極真館空手出身でジュニア時代から数々の入賞歴を持ち、15歳で全日本ウェイト制大会-60kg優勝。キックボクシングではABEMAの『格闘代理戦争』に出場して名を上げ、2020年4月にプロデビュー。KHAOS、K-1、Krushで3連勝するとBigbangに出場して2連勝で2021年11月にBigbangフェザー級王座を奪取した。しかし、2022年5月に寺田匠との無敗対決に敗れ初黒星。戦績は5勝(3KO)1敗。
1R、両者とも右カーフを狙い撃ち。稲垣は懐深く構えて接近するとボディブローとヒザ蹴り。岡嶋も左ボディを叩く。
2R、稲垣の右ストレートがヒットすると、そぐに岡嶋も左フックでお返し。稲垣はパンチとヒザでボディを攻め、上下にフックを打ち分ける。攻められた岡嶋が前へ出たところへ稲垣が右フックのショートでダウンを奪う。
最後は左ボディ、ヒザ、アッパーと稲垣がコーナーへ詰めた岡嶋へ攻撃を続け、ヒザで岡嶋が崩れ落ちたところでレフェリーが試合をストップした。
稲垣はマイクを持つと「前回初黒星を喫してしまったから、どれだけ強くなったか示した舞台になったと思います。稲垣、フェザー級の厚い層の中に入っていきたいと思います」と、フェザー級のトップクラスを狙っていきたいと宣言した。