▼第6試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R
×小倉尚也(スクランブル渋谷)
KO 1R 2分03秒 ※左ボディブロー
〇岩尾 力(POWER OF DREAM/WINDY MUAYTHAIバンタム級王者)
小倉は2017年からK-1 JAPAN GROUPに参戦しているファイターで、パンチを武器に16勝(8KO)10敗2分の戦績。2021年は第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントに出場し、優勝候補の呼び声も高かったが、1回戦で内田晶に敗戦。2022年3月に約7カ月ぶりの再起戦を晃貴と戦ったが判定で敗れて連敗中。
岩尾は2014年7月にK-1 JAPAN GROUPに参戦すると、亀本勇翔、西京春馬に勝利したが2015年5月に朝久泰央に敗れた。その試合を最後にWINDY SUPER FIGHT、蹴拳、Bigbangなどに出場しており、今回は約7年ぶりのKrush出場、バイク事故で大怪我を負い、約4年半ぶりのリングとなる。
1R、ローを蹴っていく両者。岩尾はパンチも繰り出すが小倉がブロックしてローを蹴り返す。前へ出ていく小倉がコーナーへ詰めた岩尾から右フックでダウンを奪う。
そこで畳みかけにいった小倉だが、岩尾の左ボディがカウンターでヒット。下がったところへ左三日月蹴り2連発をもらってそのままコーナーへ下がっていき、岩尾が左右ボディの連打でダウンを奪い返した。アバラが折れたか、小倉は立ち上がれる様子もなく岩尾が見事なKO勝ちを飾った。
岩尾はマイクを持つと「いろいろな想いを持ってリングに戻ってきました。復帰戦勝って嬉しいです。復帰まで支えてくれた会長に恩返ししたいです。これがスタート地点です。ここから這い上がってベルトを巻きたいと思います」と高らかに宣言した。