▼第2試合 ライト級 5分2R
×泉 武志(FIGHTER'S FLOW)=70.8kg
[判定1-2] ※20-18泉、19-19マスト判定野村、18-20野村
〇野村駿太(BRAVE)=70.75kg
泉は、MMA2戦目。2022年4月の前戦「RIZIN TRIGGER 3rd」でプロデビューし、ケージの中でグラント・ボクダノフにパウンドによるTKO負けを喫した。
対する野村はMMA4戦目。2021年9月の「GRACHAN 50」でプロデビューし、前田啓伍に判定勝ち後、2021年11月の「VTJ 2021」で宇佐美正パトリックに判定負け。2022年3月の前戦「GRACHAN53×BRAVE FIGHT26」で藤村健悟を1R 鉄槌50連打でTKOに降している。
RIZINで柔術出身のボクダノフにテイクダウンとコントロールを許した泉は、2戦目でいかにレスリングを活かしたスタイルを修正してくるか。野村は、伝統派空手の動きを強豪レスラー揃いのBRAVEでいかにアジャストしてくるか、注目のライト級戦だ。
泉 武志「ここまでやってきたことを全て出して明日は勝ちたい」
野村駿太「明日しっかり勝って上まで駆け上がっていく」
1R、ともにオーソドックス構え。泉は右ストレートで詰める。野村は右ロー。さらに泉の入りを右で迎撃する。組む泉だが差せず。泉のヒザがローブローに。中断。再開。野村の入りに右で差してクラッチを組んだ泉。しかし背中で切った野村。泉は右で差して右足をかけて左手で細かいパンチ。足を戻した野村。ブレーク。ワンツーのダブルで前進の野村。組む泉は右で小手に巻くが、泉は左で差してボディロックから崩し狙い。耐える野村に押し込んで右ヒザ、さらに右のパンチを突く。
2R、遠い距離は野村も、左で差す泉が金網まで押し込むが、首相撲で手前に引きつけた際で野村は離れる。踏み込んでのワンツーで右は野村。しかし泉は左で差してシングルレッグで引き出してテイクダウン! そこに野村は三角絞めを合わせるが、肩を入れて外した泉が上から脇差しインサイドから細かいパウンド。
金網使い立つ野村。両脇を差してボディロックする泉はスタンドバックに。右足をかける泉に、正対する野村。首をがぶる泉に野村は首を抜いて左右で前に。しかし泉がさばいてゴング。判定は20-18泉、19-19マスト野村、18-20野村の2-1で、組み際の打撃、寝技でも三角絞めを仕掛けた野村が勝利した。