▼第9試合 バンタム級 5分2R
〇渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)=61.6kg
[判定3-0] ※20-18×2, 19-19マスト渡部
×内山拓真(ボンサイ柔術)=61.6kg
バンタム級で、渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)vs.内山拓真(ボンサイ柔術)が対戦。
渡部は、父に修斗初代ウェルター級チャンピオンの渡部優一を持つ父子鷹。柔道&レスリングをバックボーンに、2012年にPANCRASEでプロデビュー。以降はZSTで経験を積み、2018年にFighting NEXUS初代バンタム級王座決定トーナメントを制し、王座を戴冠。2019年にDEEPに初参戦し、必殺のマジカルチョークで一本勝ち。2020年8月にRIZIN初参戦し、元UFCファイターの井上直樹にリアネイキドチョークで一本負けも、続くNEXUS×PFCでの一本勝ちで再起を遂げると、2021年3月のRIZIN.27で、修斗の若き天才・田丸匠にマジカルチョークで一本勝ち。
2021年6月に、RIZIN.28東京ドーム大会でのトーナメント1回戦で朝倉海にTKO負けを喫し、いったんは引退も考えたが現役続行を決意。2021年10月の『RIZIN LANDMARK vol.1』で内藤頌貴を1R ダースチョークで極めて再起を飾ったが、4月のRIZINでは須藤拓真に判定2-1で惜敗。
対する内山はMMA3勝3敗。ハワイユナイテッドMMAでの練習なども経て、ボンサイ柔術に所属。2021年は6月にPANCRASEで川北晏生に判定負けも、9月のDEEPで秋田良隆に1R、キムラからの腕十字で一本勝ち。今年2月のRIZINでは原虎徹にスプリットでの判定勝利を収めている。
渡部修斗「DEEPで3年ぶりに試合が出来るのを嬉しく思います。明日は自分がやってきたことを信じて自分らしく戦います」
内山拓真「明日、ボンサイの強さを見せつけて僕が勝ちます」
1R、ともにオーソドックス構え。ヒザ蹴りで飛び込む渡部。内山はワンツースリー。跳びヒザから近づく渡部に、内山はギロチンチョークでクローズドガードに入れる。
首は外した渡部。下から内山はラバー狙い。頭を上げた渡部はインサイドからパウンド。クローズドガードからハイガードを狙う内山。蹴り上げから立とうとするが、すぐにフロントから頭を抱えた渡部。
ギロチンのまま片足を抜き、パスを狙う。上体を立てる内山が座って横になると、渡部はニンジャチョークへ。下の内山はアームロックに組む。
2R、中央を取る渡部。左フックを振る。内山も右の蹴りのフェイント。右は渡部の方が長い。内山のワンツーをかわす渡部。左から右を振る内山だが、渡部は長い手でダブルレッグテイクダウン。足は飛ばした内山だが、手繰られ下に。
フルガードの内山のアームロック狙いを腕を外した渡部。下からの内山のタックルにアームインギロチンチョークでケージ背に跳びつき絞めに行く渡部。内山は立ったまま渡部のクラッチを剥がし、ボディロックからテイクダウン。両足を束ねて上になるがゴング。
2R、中央を取る渡部。左フックを振る。内山も右の蹴りのフェイント。右は渡部の方が長い。内山のワンツーをかわす渡部。左から右を振る内山だが、渡部は長い手でダブルレッグテイクダウン。足は飛ばした内山だが、手繰られ下に。
フルガードの内山のアームロック狙いを腕を外した渡部。下からの内山のタックルにアームインギロチンチョークで跳びつき絞めに行く渡部。内山は立ったまま渡部のクラッチを剥がし、ボディロックからテイクダウン。両足を束ねて上になるがゴング。
判定は3-0(20-18×2, 19-19マスト渡部)で渡部が勝利。内山は極められずとも、首を絞められ後手に回り、判定負けに。