伝統派空手出身の野村駿太が藤村健悟に鉄槌50発!
第10試合のライト級では、伝統派空手出身の野村駿太(BRAVE)が、2021年11月の宇佐美正パトリック戦の判定負け以来の仕切り直しの一戦。
同じく再起戦で、12月の林陽太戦で判定負け以来の試合に臨む藤村健悟(和術慧舟會TLIVE)と対戦した。
▼第10試合 GBFIGHTライト級 5分2R
〇野村駿太(BRAVE)
[1R 3分43秒 TKO] ※レフェリーストップ
×藤村健悟(和術慧舟會TLIVE)
1R、サウスポー構えの藤村に、オーソドックス構えの野村は伝統派空手らしく半身気味の低い手の位置。藤村のダブルレッグの入りに左を突く野村だが、それをかい潜り組み付く藤村。
押し倒した野村だが、左足にシングルレッグで立つ藤村は、ボディロックに切り替え回してテイクダウン! 左で差して押さえ込むとハーフから腰を切りフルガードに戻す野村は下から鉄槌。
金網に頭を詰まらせようとした藤村だが、そこで野村は上体を立てると腰を抱く藤村は横に野村を寝かせて鉄槌。ヒジを押し付け、マットに手を着いて立とうとする野村の左手を引き寄せて寝かせる。
半身になりながら左足をマットに着けて立つ野村は、四つからの藤村の投げを右で小手に巻いて残すと、藤村は金網までドライブする。
左で差して押し込む藤村は両ヒザを着いてダブルレッグへ移行も、頭を下げたところに野村が鉄槌、さらに両足を広げてクラッチを切ると、藤村は左足へのシングルレッグに移行。手前に引き出して野村を崩すが、片足一本でヒザもマットに着かない野村。その軸足を払ってテイクダウンする藤村!
足を持ったまま際で上を取ろうとするが、立ち上がる野村に、藤村は下から右足を掴んで50/50へ。足を組ませず潰した野村が上から強いパウンド! いったん亀になってシングルレッグで立とうとする藤村だが、左足にしがみつく藤村を野村は中腰で右の鉄槌! 亀になって足を持つ藤村のボディにも打ち分け、最後は頭に連打、実に50発以上の鉄槌を浴び続ける藤村を見て、レフェリーが間に入った。
激勝に野村は咆哮。