▼第2試合 SB日本スーパーライト級(65.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級4位)
KO 3R 1分45秒 ※顔面ヒザ蹴り
×越智信平(フリー)
村田は2018年9月にプロデビューすると2連続KO勝ちを飾り、3戦目でKO負けしてプロ初黒星。しかし、その後は3連続KOを含む6連勝と快進撃を続けていたが、2021年2月にイモト・ボルケーノに敗れた。今年2月に約1年ぶりの再起戦を行い、井藤勇斗に延長戦でTKO勝ち。戦績は9勝(6KO)2敗。
越智はプロキャリアは5戦しかないものの、アマチュアでは50戦近い戦績がある。スタイルは変形型サウスポーで、その戦いっぷりから“キックの天才”と評されたこともあるという。村田とどのような戦いを見せるか。
1R、両者サウスポー。越智は両腕を広げて低く構えたり顔を突き出したりとトリッキーな動き。村田は右ミドル、右インローを蹴っていく。明らかに村田が入ってくるところへの一発を狙う越智。村田は首相撲からのヒザを蹴る。
2R、村田はボディ、顔面に一発入れてからの首相撲でヒザ蹴りを連打。この首相撲からのヒザ蹴りで一方的な展開となり、村田がダウンを奪う。バックハンドブローや投げで抵抗する越智だが体力の消耗は激しく、村田の首相撲からのヒザ蹴り連打をもらい、村田が組んだまま右アッパーを突き上げてダウンを追加する。もはやKO負け寸前の越智だが、首相撲に捕まった状態から大腰を豪快に決めてシュートポイントを奪って場内を沸かせた。
3Rも村田は首相撲からのヒザ蹴りを連打。顔面、ボディに打ち込んでダウンを追加する。フック&アッパーの連打と首ヒザで追い込まれる越智だが、首相撲に来た村田を投げ飛ばす。しかし、越智の奮戦もここまで。最後は村田の顔面ヒザ蹴り連打でゆっくり沈んでいき、正座したまま10カウントを聞いた。