シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】笠原弘希が強烈ボディで西岡蓮太を鮮烈KO、史上初の三階級制覇!フェザー級は川上叶が延長戦の末に2階級制覇を達成

2022/04/10 20:04



▼第6試合 SB日本スーパーライト級(65.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田聖明(シーザージム/SB日本スーパーライト級1位)
判定3-0 ※30-28×3
×リュウイチ(FREE/TENKAICHIスーパーライト級王者)


 村田は無尽蔵のスタミナから繰り出されるワンツーを主体とした手数を武器に、2017年9月にSB日本スーパーフェザー級王座を獲得。2階級制覇を狙い、昨年9月にSB日本ライト級王座決定戦で西岡蓮太と対戦。7Rに及ぶ大接戦の末に敗れたが、前口太尊、マサ佐藤、山口裕人、ラウェイ戦士・東修平といった国内強豪との一戦を次々とクリアー。2021年6月にはモハン・ドラゴンにも勝利、9月は力也を初回KOして12月にはSB日本スーパーライト級王座決定戦に臨んだが、イモト・ボルケーノに敗れて二階級制覇を逃した。


 リュウイチはアマチュアボクシングの高校国体出場という経歴を持っており、沖縄ではTENKAICHIスーパーライト級王座を獲得している。


 1R、ジャブを打つリュウイチの前足に村田は左右のカーフキック。サウスポーのリュウイチに村田の強い右ミドルが快音を発して決まる。完全にボクシングスタイルで蹴りをほぼ出さないリュウイチに村田が右ミドルを何度も当てていく。


 2Rも右ミドルを蹴っていく村田にリュウイチはジャブから左ストレートを繰り出していくが、村田はしっかりブロックしてローとミドルを蹴る。さらに右ストレートも。リュウイチは右ボディと右フックをヒットさせるが村田の返しの右をもらい、右ミドルで左脇腹は真っ赤に。


 3Rも右ミドルを蹴っていく村田に細かくパンチを繰り出すリュウイチだが、村田の右カウンターでグラつく。一気にラッシュする村田だがリュウイチもそれ以上のヒットは許さず。ならばと村田はバックドロップを仕掛けるがこれは不発に。最後までパンチで倒しに行った村田だがクリーンヒットは奪えず、リュウイチも手を出して終了。判定3-0で村田の勝利となった。

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