シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】笠原弘希が強烈ボディで西岡蓮太を鮮烈KO、史上初の三階級制覇!フェザー級は川上叶が延長戦の末に2階級制覇を達成

2022/04/10 20:04

▼第1試合 53.0kg契約 スターティングクラスルール 3分3R延長1R
○遠藤凌夢(龍生塾ファントム道場)
判定2-0 ※28-27、28-28、30-28
×星 拓海(IDEAL GYM)


 深田一樹、植山征紀といった王者勢を輩出している龍生塾ファントム道場の新鋭、遠藤が15歳でプロデビュー。渡辺理想率いるIDEAL GYMの16歳・星と対戦する。


 1R、ジャブ&ローと前蹴りで距離を取って戦いたい星に、パンチで入り込みたい遠藤。右ストレートが当たる距離で戦う星は遠藤が入ってくるところに飛びヒザ蹴りを合わせる。右ミドルも蹴る星になかなか近付けない遠藤、星は接近戦になると首相撲に持ち込んでパンチを打たせない。


 2R、パンチで入ってくる遠藤に首相撲で捕まえた星はシュートボクサーのお株を奪う首投げを決めてシュートポイント。右フックを単発で当てる遠藤は組んできた星にヒザを突き上げる。ここから遠藤が左右フックを当て始め、星が組んでくると逆に首投げを決めてシュートポイントを奪い返した。さらに距離を詰めて左右フックを見舞う遠藤に組み付く星。


 3R、星はジャブ、右ストレート、左ミドルで徹底的に距離を取り、遠藤が入ってくるところへ右を合わせる。遠藤は入り込んでのフックを狙うが空振りが続く。しっかりジャブを当てているのは星だが、投げに結びつかない組みが目立つ。


 判定は2-0で最後まで積極的に攻めた遠藤が勝利した。

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