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【ONE】ヘビー級暫定世界王者は“とにかく明るい”マリキンがKO戴冠! ムエタイ フライ級ハガティーがモンコルペット降す、緊急参戦の山口V.V芽生、ラズワンにまさかの判定負け

2022/02/11 21:02

▼アトム級 5分3R
〇リン・ホーチン(中国)
[判定3-0]

×ビー・ニューイェン(米国)

 ホーチンは2019年3月にジェマレイ・トーレスに三角絞めで勝利後、2021年7月の前戦でリトゥ・フォガットに判定負け。

 対するニューイェンは、2021年5月にフォガットにスプリット判定勝ちも、8月にジェネリン・オルシムに判定負け。

 1R、長身のホーチンが間合いを取り先にジャブ&ロー。サウスポー構えのニューイェンは詰めて左を振るがそこにホーチンは左の返し! 鋭い左ジャブを突く。左を振るニューイェンは腰に組むが、ここは切るホーチン。近づけば首相撲ヒザを突く。

 2R、スイッチして左ローを前足に突くホーチン。さらに右ロー。ニューイェンの入りを右にかわして右を突く。左ジャブからすぐに右ストレートを当てるホーチンも左右連打で前に。

 しかし押し返すニューイェンは詰めて左ミドル! 右の外足を取って左に回させず。ホーチンが右を振ったところでカウンターの組みへ。ここも切られるが、追い続ける。

 3R、左ミドルを突くニューイェン。そこに左を合わせて腰を落とさせるホーチン。左右にサークリングするホーチンは前蹴り・横蹴りで距離を取る。

 詰めて組んだニューイェンだが、小外がけテイクダウンは出来ず、逆にホーチンが浴びせ倒して上に。ニューイェンの立ち上がりに、マウントを合わせ、ヒザを突く。

 右を差して立ち上がるニューイェン。さらに左で差して小外がけテイクダウンのニューイェンが残り20秒でマウント、腕十字を狙うが足はかけられず。

 判定は3-0でホーチンが勝利。放送席は「平田樹が対戦する可能性がある」とアナウンスした。

 解説席の平田は、ホーチンを「自分とはオーソドックス構え同士になる。打撃が上手い選手、(対戦するなら)もっと寝技をやりたいなと自分は思いますね。これだけ前に出ながら振ってくれるんで、もっとニューイェンも行けばテイクダウン出来たと思う」と語った。

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