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【ONE】ヘビー級暫定世界王者は“とにかく明るい”マリキンがKO戴冠! ムエタイ フライ級ハガティーがモンコルペット降す、緊急参戦の山口V.V芽生、ラズワンにまさかの判定負け

2022/02/11 21:02

【リードカード】

▼ヘビー級 5分3R
〇ダスティン・ジョインソン(カナダ)
[判定2-1]

×ウーゴ・クンヤ(ブラジル)

 1R、ともにオーソドックス構え。「柔術」パンツを着用するクンヤは右ローを蹴り、詰めてシングルレッグテイクダウン。金網背に立とうとするジョインソンの腰をクラッチし、引き出し再びテイクダウンするクンヤは背中を着かせる。

 立ち上がり際に首を狙うクンヤ。首を抜くジョインソンは左足を抜いて離れる。スタンド。ガードを固めるクンヤに、左右の腹を突くジョインソン。さらに右オーバーハンドをガード上に。

 2R、詰めるジョインソン。サウスポー構えになるクンヤはカウンター狙い。シングルレッグで足を掴んで軸足払いを狙うが、足を抜くジョインソンは右アッパー!

 クンヤは左から右フックを当てて詰めてシングルレッグからボディロックに切り替え、小外がけテイクダウン!

 右で枕に巻いて肩でアゴを押して背中をつかせてマウントを奪うクンヤだが、ジョインソンは足を戻して左で差して立ち上がる。

 3R、ガード固めるクンヤに、その上から左右を突くジョインソン。互いに慎重ななか、クンヤに「もっとアクションを」と注意。

 左フックを当てて詰めて組んだクンヤだが、切るジョインソンは左から右! しかしクンヤも時折右アッパーを突く。左のかけ蹴りも見せるジョインソンは、左ミドルを効かせるも単発に。

 判定は2-1でクンヤより手数を出して打撃を当てたジョインソンが、テイクダウンのクンヤを上回り勝利。前戦のグリシェンコ戦の判定負けからの再起を飾った。

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