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【ONE】ヘビー級暫定世界王者は“とにかく明るい”マリキンがKO戴冠! ムエタイ フライ級ハガティーがモンコルペット降す、緊急参戦の山口V.V芽生、ラズワンにまさかの判定負け

2022/02/11 21:02

▼バンタム級 5分3R
〇チェン・ルイ(中国)
[判定3-0
]
×マーク・アベラルド(ニュージーランド)

 ルイは、2019年12月にモハメド・アイマンに判定勝ち後、2020年12月にアリ・モタメドに1R TKO勝利で連勝も、2021年は1月にクォン・ウォンイルのボディ打ちにTKO負け。7月にジェレミー・パカティウに判定負けで2連敗中。

 アベラルドは、2020年2月にトロイ・ウォーセンに判定負け後、7月にファブリシオ・アンドラージにリアネイキドチョークで一本負け。2021年3月の前戦でエミリオ・ウルティアにヒジ打ちでKO勝ちで再起を遂げた。

 1R、ともにオーソドックス構え。ルイは奥足での関節蹴り狙い。左ジャブを打って左右に回る。

 詰めて左を振るアベラルド。大きな左右を強振する。ルイは長い距離でジャブ&左右ローの出入り。その左に右も狙うアベラルド。ルイはそこに右アッパーも狙う。

 ワンツーから右をボディに繋げるルイ。アベラルドの飛び込みをかわしながら右、あるいは回り際に左をひっかける。

 2R、アベラルドの入り終わりに右を突くルイ。ダブルレッグで組んで押し込むとヒジ!  ここは防いだルイは回る。ルイのジャブの引きに合わせてダブルレッグから尻下でクラッチしてテイクダウンのアベラルド。

 すぐに立ち上がるルイは金網背にアベラルドのダブルレッグを足を開いてディフェンス。その際でバックテイクしスタンドで背中に乗ろうとするアベラルド。

 正対するルイにボディロックテイクダウン! ここも立ち上がるルイがアベラルドのアタックを凌いでゴング。

 3R、右ローからすぐに右フックを当てて詰めてシングルレッグからハイクロッチで股下で組み、持ち上げて頭から落としたアベラルド。反則気味だったが、立ち上がるルイをボディロックから今度は後方にテイクダウンする。

 グラウンドの立ち際にヒザを突くアベラルド。しかし、立ち上がるルも声を挙げて左ボディ!

 一瞬動きが止まるアベラルドに近距離での打ち合いに出たルイ。逆に詰めて、アベラルドのテイクダウン狙いを切ると、互いに右の打ち合い!

 判定は3-0で、山口の試合に続き、ここも組み技は評価されず、立ち技で後半に打ち合いで競ったルイの手が挙げられた。

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