▼第6試合 ONEライト級 5分3R
×ジェームズ・ナカシマ(米国)76.25kg, 1.0124
[2R 2分17秒 ダースチョーク]
〇ザイード・イザガクマエフ(ロシア)76.80kg, 1.0018
2021年10月にONEへの参戦が発表された、ハビブ・ヌルマゴメドフの練習パートナーであり友人でもある、ザイード・イザガクマエフ(ロシア・19勝2敗)が、ジェームズ・ナカシマ(米国・12勝2敗)とのライト級マッチでONEデビューを果たす。
2009年の全米大学レスリング王者のナカシマはMMA12連勝から、2020年11月にONEウェルター級でキャムラン・アバゾフ、2021年1月にONEライト級で青木真也相手に一本負けで、2連敗中。
対するイザガクマエフは、ここまで19勝2敗。この試合に向けて、ヌルマゴメドフは「ザイードは15年以上前から僕のトレーニングパートナーであり、彼は幼い頃から僕の父親(アブドゥルマナプ)から指導を受けている。長く一緒に練習しているから、ファイトスタイルが僕と似ている選手だよ。グラップリング、レスリング、クリンチ、身体の使い方、似ているところはたくさんある。彼は僕より少し身長が高く、素晴らしいボクシング技術やヒジ・ヒザのスキルも持っている選手だ」とのコメントを寄せている。
1R、サウスポー構えのナカシマ。オーソドックスのイザガクマエフは左ロー。そこにカウンターの右を狙うナカシマ。さらに重い左インローを当てる。
サウスポー構えになるイザガクマエフオーソに戻すと、ナカシマは左ミドル! 2度目の左ミドルハイを掴んだイザガクマエフだが、ナカシマは足を抜く。
右から入るナカシマ。しかしイザガクマエフは左カーフを当てる。ワンツーで詰めるナカシマはなおも左インロー。イザガクマエフもインローを返し、右ボディストレート。しかしかわすナカシマは左インロー! さらにワンツー。
イザガクマエフは左ロー。ナカシマのワンツーの詰めにイザガクマエフはダブルレッグテイクダウン! 押さえながらナカシマの立ち際にバックからチョーク狙いも、ナカシマもすぐに正対し外す。
2R、前に詰めたナカシマに早々に長い手でシングルからダブルレッグテイクダウンのイザガクマエフ! 立ち上がるナカシマにボディロックで崩すと、脇の下からリストコントロール。
すぐにバックマウント&パウンド。正対するナカシマに4の字ロックからパウンド。足を解き、左脇に頭を潜らせると、肩固め、ナカシマが半身になるとリアネイキドチョークの組み方で肩固め、あるいはチョークを極めた!
レスリング巧者のナカシマをケージMMAでドミネート、最後は肩固め(公式はダースチョーク)に極めたイザガクマエフは、ONE初勝利。MMA20勝2敗をマークすると、試合後、エディ・アルバレス、青木真也との対戦をアピール。特に青木に「キル・アオキ」と2度、口にすると、チャトリCEO兼会長に5万ドルのボーナスを要求した。
Khabib would be proud 🤼♂️ @TeamKhabib #WeAreONE #ONEChampionship#ONEHeavyHitters | How To Watch: https://t.co/B1Er5HwBAp pic.twitter.com/SqugIapIqd
— ONE Championship (@ONEChampionship) January 14, 2022
Saygid calls out Eddie Alvarez, Shinya Aoki, and... Chatri?! 👀 @Ealvarezfight @a_ok_i @yodchatri #WeAreONE #ONEChampionship#ONEHeavyHitters | How To Watch: https://t.co/B1Er5HwBAp pic.twitter.com/gwiAVUTnqs
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