▼第3試合 SB日本スーパーライト級王座決定戦 エキスパートクラスルール 65.0kg契約 3分5R延長無制限R
×村田聖明(シーザージム/同級1位)
判定0-3 ※45-50、46-50、49-46
〇イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ/同級2位)
※イモトが新王座に就く。
海人が階級変更のために返上したSB日本スーパーライト級王座を懸けて階級を上げた村田と同級2位イモトが対戦する。7連勝中の村田に対し、イモトは前戦となった7月のSB愛知大会でモハン・ドラゴンに勝利し2連勝中。村田がSB日本スーパーフェザー級に続いて二階級制覇するのか、それともイモトが初戴冠なるか。
1R、イモトは右カーフキックと左三日月蹴りを放つ。村田は左ボディをめり込ませ、ジャブから強い右ストレートへつなげる。村田が強烈な左右ボディを叩き込むが、イモトは組み付くと鮮やかにバックドロップを決めてシュートポイント2点を奪った。オープンスコアは10-8×3でイモト。
2R、村田はジャブを突きながら左右フック、右クロス、左ボディで追い詰めていく。イモトは組み付くと首投げもこれはシュートならず。パンチでクリーンヒットを奪ってロープに追い詰める村田だが、イモトは組み付いて首投げに行くため決定打に結び付けられない。ジャブをどんどん突いていく村田だが、左フックをもらって頭が大きく動く。OPスコアは10-10。
3Rはイモトをジャブを突く。村田のパンチを頭を振ってよけるイモトに、ならばと村田はボディを狙い撃ち。左ボディが何度も決まる。右カーフと左三日月を蹴るイモトに顔面とボディへパンチを当てていく村田。後半は村田のヒットが目立ったが、OPスコアは10-10×3。
4R、右ミドルを蹴る村田にイモトは右カーフ、ボディから顔面へつなぐ村田にイモトも右を打ち返す。村田の左ボディにイモトは右カーフ。左右ボディから左右ストレートを延ばし、イモトも左右ストレートで打ち合う中、イモトの右フックが頭部をかすめるように決まって村田がグラついて片手をついたためダウンをとられる。
5R、もう後がない村田はボディを中心に攻めるが、イモトはヒザ蹴り、組んでの首投げで対抗。イモトの右フックも村田を捉える。イモトは右アッパーから右フック、前へ出る村田は左フックと右ストレートで勝負を懸けるがイモトの反撃のパンチをもらってしまう。右フックを連続被弾する村田は左ヒザも頭部に突き上げられる。最後は両者足を止めてのストレートの打ち合い。