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レポート

【Krush-EX】ダウン応酬の末にKO勝ち、K-1甲子園王者・天野颯大がインパクトあるプロデビュー戦

2021/11/13 22:11

▼第4試合 Krush女子アトム級 2分3R
×豊嶋里美(TEAM OJ)
判定0-3 ※30-29、30-28×2
〇紗依茄(月心会チーム侍)


 豊嶋はデビューから6戦目まで勝ち星がなかったが、2020年9月の「DREAM KAHOS」トーナメントの1回戦で延長戦の末に谷田美穂から嬉しい初勝利。決勝では打ち合いを繰り広げたが森川侑凜に判定負け。11月のチャン・リー戦にも敗れたが、今年8月にホープのKihoから勝利を収めた。戦績は2勝6敗2分。


 紗依茄は17歳のJKファイターで、ジュニアで6冠王、第9回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-50kg優勝の成績をあげ、今年1月にプロデビュー。ジュニア時代から積み上げてきた卓越したテクニックでAIKOから勝利を収めたが、6月の2戦目ではチャン・リーのパワーに屈し初黒星。


 1R、前に出ようとする豊嶋を左右前蹴りで押し戻す紗依茄。後ろ蹴り、ロー、ワンツーと攻める豊嶋に紗依茄は蹴りで対抗。


 2R、豊嶋のストレートをバックステップでかわしてワンツーを打ち込む紗依茄。さらに左右前蹴り、右ハイ。それでも豊嶋は前へ出ていくが紗依茄のステップで捉えることができない。


 3R、ステップで回り込む紗依茄をそれを追う豊嶋。前蹴りで突き放し、豊嶋がストレートを伸ばすとハイキックを合わせようする紗依茄。左フックも当てる紗依茄だが、ステップで下がり続けたのが判定にどう影響するか。


 判定3-0で紗依茄が勝利を収めた。

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