▼第3試合 アンビータブルルール 63.5kg契約 5分2R インターバル2分・判定あり
×大村友也(製圏会)
KO 1R 0分35秒
○杉山和史(TURNING POINT)
杉山はMMA戦績15勝9敗1分で、パンクラス、ZST、GRACHAN、ROAD FCなどで試合を行ってきた。前戦は2019年9月のパンクラスでの田村一聖戦(初回KO負け)。ヴィーガンの44歳。
当初はテレカ∞との対戦が決まっていたが、欠場により試合5日前に大村が代打出場を買って出た。ヴィーガンの杉山に対して「毎日肉を食べている」という。
1R、ローを蹴り、バックハンドブローを繰り出す大村。杉山はリーチ差を活かしてジャブを伸ばしての右ストレート。大村が前へ出ようとしたところへ杉山の右ストレートがヒットし、大村はもんどりうってダウン。そのまま立ち上がることができず、杉山の秒殺KOとなった。
マイクを持った杉山は「ヴィーガン格闘家の杉山です。僕はヴィーガンと言って肉、魚、牛乳はとりません。それでも強い身体、気持ちを作れることを証明するためにリングに立ちました。先日沖縄へ行って闘犬の現実を知りました。そういう動物をいじめるようなものではなく、自分の意志を持って戦っている人たちを見てもらいたいと思いリングに立ちました。僕は来月で45歳になります。ヴィーガンのため、マリオンアパレル様のため、ジムの仲間のために戦いました。自分は指導側に回りたいと思います。グローブは置きましたので自分は試合から遠ざかろうと思います。今までありがとうございました」と引退を宣言してリングを去った。