ラウェイ
レポート

【LETHWEI×UNBEATABLE】渡慶次幸平が三日月蹴りとハイキックで圧倒TKO勝ち、DEEPの大成が佐藤光留を初回KO、杉山和史と福田泰暉がKO勝ち

2021/10/06 20:10
【LETHWEI×UNBEATABLE】渡慶次幸平が三日月蹴りとハイキックで圧倒TKO勝ち、DEEPの大成が佐藤光留を初回KO、杉山和史と福田泰暉がKO勝ち

撮影/安村 発

LETHWEI×UNBEATABLE
2021年10月6日(水)東京・後楽園ホール

▼第6試合 ラウェイ ルール 72kg契約 3分5R
○渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
[2R 2分42秒 TKO] ※セコンドからのタオル投入

×レバナ・デオグラシャス(コンゴ民主共和国/BRAVE GYM)


 渡慶次は2012年5月にプロデビューし、パンクラスを主戦場とするMMAファイターだったが、2017年からミャンマーの超過激格闘技ラウェイに参戦。現在まで7勝4敗6分と本場ミャンマーの選手を相手に勝ち越しており、その勝利の中には2018年6月にミャンマーの英雄ソー・ゴー・ムドーをKOした試合や、同年12月にミャンマーで開催された国際大会の『KBZ グランドファイナル』でKO勝ちして日本人2人目の同大会王者に輝いた試合も含まれる。『LETHWEI IN JAPAN』の活動休止後はキックボクシングの試合に出場していたが、7月の第1回大会でラウェイに復帰してジョナタン・バイエスを3RでKOした。MMA戦績5勝6敗、キックボクシング戦績1勝3敗。


 レバナは22歳、身長177cmでオーソドックス。得意技はフックだという。今回がプロデビュー戦となる。


 1R、レバナの右三日月蹴りにサウスポーの渡慶次は左ミドルで対抗。渡慶次が左のカウンターでフラッシュダウンさせるがレバナはすぐに立ち上がったためノーカウント。レバナは右ストレートを繰り出して前へ出るが、渡慶次の右フックでグラつく。パンチが大振り気味になった渡慶次は左ミドルを蹴って修正。


 2R、レバナは右三日月を連発、そして右ロー。渡慶次も左ローを返すと右ストレートで前に出るレバナへ渡慶次が左フック。渡慶次の左インローにレバナの足が流れる。打ち合いに来たレバナへ左ストレート連打で2度尻もちをつかせる渡慶次。


 渡慶次はパンチの回転を早めて左右フックの連打でレバナを圧倒しておき、いきなり左三日月蹴りをレバーへグサリ。


 バッタリと倒れてもはや起き上がってこれないと思われたレバナだが、ここでレバナのセコンドから『タイム』(ダウン1回分)がかかる。休憩が与えられて再開。渡慶次は左ハイから左ストレート。レバナはフラフラとなり、ここでセコンドからタオルが投入。渡慶次の快勝となった。


 渡慶次はマイクを持つと「こんなにコロナが長引いてしまってお客さんもコロナ疲れして今日は後楽園ホール満員にはならなかったですけれど、応援に来てくれてありがとうございます。死ぬまでラウェイをやるので、皆さん渡慶次を最後まで見てください」とアピールした。

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