▼第8試合 セミファイナル フェザー級 5分2R
×木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)
[判定2-0] ※20-18×2、19-19
〇飯田健夫(マルスジム)
現在2戦連続KO勝利中の木下。これまでの挙げた4つの勝利も全てKOしているハードパンチャーだ。対する飯田はこれまでDEEPやGRACHAN、GLADIATOR、TTF Challengeなど多くの団体に参戦。修斗は2020年9月ヨシ イノウエに腕十字で勝利して以来約1年ぶり。
前蹴りから入る木下、低く構えて思い切り左ストレートを打っていく。飯田は細かくジャブを突くと右ストレートで対抗。そしてコーナーに押し込むと首投げで強引に木下を前へ倒し、袈裟固めの形へ。しかし木下も何とか反転して立つ。スタンドになると木下の左ストレートをかいくぐって組み付いた飯田が再びテイクダウン。バックからサイド、サイドからがぶりと、木下をコントロールしてトップをキープする。
2R、左ハイなど空手仕込みの蹴りを見せる木下だが、このラウンドも飯田にテイクダウンを許す。飯田はサイドから、背を向けて逃げる木下のバックに回るとチョーク狙い、さらに木下が向き直ってくるとハーフガードから強いパウンドを何発も当てる。木下は何とか脱出し、最後は後ろ回し蹴りも見せたが決定打にはならず。組み力の差を見せた飯田が、木下の強打を完封し判定で勝利した。