MMA
レポート

【修斗】メインは齋藤翼がカーフキックを効かせてガッツ天斗に判定勝ち、セミで飯田健夫が“押忍”木下タケアキを降す

2021/10/03 14:10
【修斗】メインは齋藤翼がカーフキックを効かせてガッツ天斗に判定勝ち、セミで飯田健夫が“押忍”木下タケアキを降す

(C)ゴング格闘技

 2021年10月2日(土)、東京・新宿FACEでプロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.31 Supported by ONE Championship」が開催された。メインイベントでは齋藤翼と約2年ぶりの戦線復帰となるガッツ天斗のバンタム級マッチが行なわれ、強烈なカーフキックを集めてガッツの左脚を殺した齋藤が判定で勝利を収めた。

▼第9試合 メインイベント バンタム級5分2R
〇齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM)
[判定3-0] ※20-18×3
×ガッツ天斗(パラエストラ綾瀬)※2018年度バンタム級新人王

齋藤は8勝5敗1分けの戦績を持ち、前戦で野瀬翔平に判定負けして以来、約2カ月と短期スパンでの試合。対するガッツ天斗は2018年度バンタム級新人王ながら現在は3連敗中と厳しい状況。

1R、右のカーフキックは齋藤。ガッツもローを返すと、右ストレートを飛ばす。近距離の打ち合いになると、互いに引かず左右のフックが交錯する。ワンツーで前に出るガッツに齋藤はさらにカーフキック。コーナーで四つに組むとガッツは首相撲からボディへヒザを当てる。ローに加えボディストレート、タックルも混ぜて攻撃を散らす齋藤、ガッツは距離が縮まったタイミングでフックを振る。

2R、ジャブを突くガッツに齋藤はカーフ。これが徐々に効き始め、蹴られたガッツの脚が流れる。さらに齋藤がカーフを蹴るとガッツがバランスを崩してヒザを着く場面も。ガッツはタックルへ行くが脚に力が入っていないか齋藤は簡単に防ぐ。それでもしつこくテイクダウンを狙うガッツ対し、余裕を持って対応する齋藤。がぶった状態でキープするとギロチンも仕掛け、攻勢のまま試合を終えた。判定はカーフキックを効かせた齋藤がフルマークで勝利。確かなテクニックを見せてメインイベントを締めた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア