▼第3試合 KNOCK OUT-BLACK -63.5kg契約 3分3R延長1R
×Apollo中山(GOD SIDE GYM)
延長R 判定0-3 ※9-10×3
○般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺)
※本戦の判定は28-27、28-28、28-28。
般若は被弾しても止まらない前進で会場を沸かせる攻撃型ファイター。勝利した試合のほとんどをKO勝利しており、過去にはKrush、HEAT、巌流島、超過激格闘技ラウェイなど様々なリングでの試合を経験。元グラディエーター武士道キックフェザー級王者。2018年8月の『RIZIN』では内藤大樹とも対戦している。2020年11月、シュートボクシングでは村田聖明に判定負けを喫している。戦績は7勝(4KO)7敗4分。
中山は2021年KNOCK OUTアマチュア・アダルト65kgトーナメント優勝。33歳で1勝(1KO)1分と遅れてきた新人だ。
1R、サウスポーの般若に、中山は左右にスイッチしながら軽快なステップを踏み強烈なフックとローを繰り出す。般若は顔面へフックを見せておいて右のボディを強打。打ち合いになると右を上手く当てる中山だが、般若は右ミドルをクリーンヒット。
2R、打ち合いを続ける中、フックを空振りしたところに右フックをもらって般若がダウン。ジャブ、右フックで先手をとられる般若はフックを空振りするところを狙われる。
3R、逆転を狙って般若が左右フックで何度もアタックを仕掛ける。右フックを被弾する般若だが、相打ちの右フックで中山がグラつく。右ボディから左フック、左右フックとヒットを奪う般若だが中山は倒れず左フックを打ち返す。般若の右フックで中山のマウスピースが吹っ飛び、ダウン寸前に。般若が猛攻を仕掛けて左右フック連打、中山はほぼノーガードで浴び続けたが立ち続けた。
本戦の判定はジャッジ1名が中山を支持したがドロー! 般若の執念が実を結んだ形だ。延長R、相打ち覚悟の右フックを打ち込む般若。中山はステップで回り込む。パンチの打ち合いでは中山がヒットを奪うが、中山は一歩も退かず前へ出て右フックで中山のマウスピースを吹っ飛ばす。左右フック、そしてボディと猛攻を加える般若のパンチをもらい続ける中山だが、それでも立ち続けるガッツを見せる。般若のラッシュに最後まで耐え抜いた。