▼第7試合 スーパーファイト KNOCK OUT-RED -53.0kg契約 3分3R延長1R
×白幡裕星(橋本道場/KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者)
判定0-3 ※28-30×2、28-29
○サンチャイ・TEPPEN GYM(タイ/TEPPEN GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者)
白幡はアマチュアで多数の経験を積み、2018年10月にプロデビュー。2019年12月1日にはMuayThaiOpenスーパーフライ級王座を獲得。2020年2月には老沼隆斗との王者対決を行い、延長戦にもつれ込む接戦の末に惜敗。8月大会では老沼に挑戦経験のある濱田巧、12月大会では元REBELS-MUAYTHAIフライ級&スーパーフライ級王者・松崎公則を破り、2021年2月の老沼とのタイトルマッチでの再戦でリベンジを果たした。6月にはプロボクシング元日本ライトフライ級王者の悠斗を破っている。戦績は11勝2敗1分。
サンチャイは現在、那須川天心らが練習するTEPPEN GYMでトレーナーを務め、戦績は97勝(34KO)29敗3分。ラジャダムナンスタジアム認定ミニマム級王座のほかにS-1チャンピオンシップ102ポンド(46.26kg)王座にも就いたことがある。2019年4月の『REBELS』で老沼隆斗に判定2-0、2020年12月の『BOM』では大崎孔稀に判定2-1でそれぞれ惜敗。2021年4月の『BOM』では石井一成にKO負けしている。
1R、サンチャイが右ミドルからの右ストレートを多用。白幡が右フックを打って回り込んだところへ、サンチャイが右フックを打ち込んで白幡がまさかのダウン。立ち上がった白幡は飛び込んでの左ストレート、左ミドルを見舞う。サンチャイも右ミドルを蹴り返す。左ストレートを2発打ち込む白幡。サンチャイが首相撲でコカそうとすると白幡もコカし返そうとし、両者がグルグルと回って転倒。
2R、ロープを背負うサンチャイは白幡の攻撃を受けておいて、いきなりの右強打。白幡は飛び込んでの左ストレートで応戦する。左を見せておいての右ボディも。よく伸びる左ストレートがサンチャイを捉えるが、距離が詰まりすぎて組まれてしまう。サンチャイは前蹴りで白幡をけん制し、入ってくると組み付いて押し倒す。
3R、飛び込んでの攻撃を見せる白幡だが、サンチャイに組まれてしまい攻撃が続かない。一発当たっても全て一発で終わってしまう。ボディにも打ち込む白幡だがやはり組まれてしまい、コカそうとしてもサンチャイは腰が強い。ヒジでの逆転を狙った白幡だがコカされて終わり、ダウンを奪ったサンチャイが勝利を収めた。