▼第1試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R
○松本天志(HAWK GYM/JAPAN CUP2021 -55kg準優勝)
KO 3R 2分41秒
×野嶋琉生(BLITZ)
松本はJAPAN CUP2021 -55kg準優勝の実績を持ち、今回がデビュー戦。野嶋も今回がデビュー戦となる。
1R、両者とも強いミドル、ローを蹴り合う。サウスポーの松本が左ローで野嶋を転倒させ、ロープやコーナーに詰めていっての左ストレートを繰り出す。野嶋もワンツーで迎え撃つ。
2R、松本は左ストレート、前蹴りでボディを狙い撃ちにして左ストレート、左フック。野嶋はインローで対抗するが、徐々に松本の圧が上回り鋭いヒザも突き刺す。コーナーへ詰めて左の顔面とボディへの連打。左フック、左ストレートの連打でスタンディングダウンを奪う。
3R、完全に流れをつかんだ松本は前蹴り、左ボディストレート、バックキック、ヒザ蹴りとボディへの攻撃を集中させての左フック、左ストレート。何度もコーナーへ詰めての顔面とボディへの連打を決める松本は、最後もコーナーへ詰めての左ボディストレート、左ストレートと右フックのラッシュで野嶋を仕留めた。
アグレッシブでテクニックも見せての堂々としたデビュー戦をKOで飾った松本は「デビュー戦だったので緊張してスタミナ切れたので、鍛えなおして次はもっと強いヤツでいいのでよろしくお願いします。今日はスーパーフライ級で戦っていたんですが、フライ級が新しく出来たので僕がフライ級を引っ張っていこうと思うのでよろしくお願いします」と、フライ級のエースになると宣言した。