▼第4試合 スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK女子 -48.4kg契約 3分3R延長1R
〇ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE/KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者)
[判定2-0] ※29-29, 29-28×2
×sasori(テツジム/PRIMA GOLD/NJKFミネルヴァ・ライトフライ級王者)
KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)とミネルヴァ・ライトフライ級王者“女蹴”(じょしゅう)sasori(テツジム/PRIMA GOLD)が異色対決。スーパーファイトのKNOCK OUT-BLACK女子-48.4kg契約3分3R延長1Rで対戦する。
sasoriは2019年9月、ミネルヴァ王座を獲得。2020年2月にはシュートボクシングに参戦し、5勝3KO無敗の快進撃を続けていた女神と対戦。サウスポーから繰り出す左ボディ&左フックを中心に、パンチを全く止めずに打ち合いへ行くアグレッシブなファイトスタイルで女神からダウンを奪い、延長戦で判定勝ち。7月にはRISEに初参戦すると寺山日葵に延長戦で敗れるも大きなインパクトを残した。
10月に開幕した「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」では、独特のキャラクターで大ブレイクを果たし、11月の準決勝へ進出するも寺山との再戦で判定2-1の惜敗。前戦はホームリングのNKBで同門の喜多村美紀とドローでミネルヴァ王座の初防衛に成功している。戦績は10勝(1KO)4敗3分。
2019年2月にプロデビューして以来10勝(2KO)無敗と快進撃を続けているぱんちゃんだが、sasoriは過去最強の相手。しかも契約体重が本来のアトム級(-46.0kg)より2.4kgも重く、この試合を実現するべくsasoriのライトフライ級(-48.97kg)に近付けた形となる。
1R、サウスポー構えのsasoriの左腕に右ミドルを当てるぱんちゃん。遠間から右の蹴り、ストレートを逆ワンツーでリズムよく打ち込んで行く。詰めるsasoriの連打にはクリンチ。詰めてボディのsasoriにぱんちゃんは右ミドル、右前蹴り、ハイと長い距離で戦う。
2R、左を振るsasoriに右ハイを当てるぱんちゃん。右ハイから右ストレート、右ミドルと右の攻撃。しかし、左ストレートをヒットさせたsasoriはさらにコーナーに詰めて左ボディ! ぱんちゃんの右にカウンターの左も当てる。ガード固めるぱんちゃんに左右で前進するsasoriにぱんちゃんは前蹴りの連打!
3R、詰めて左を振るsasoriにヒザはぱんちゃん。右も当てるがsasoriの前進は止まらず。しかし、ぱんちゃんは右ハイを顔面に3度ヒット! 効いてないと顔を振り笑顔のsasoriはボディ打ちから前へ。しかし、ぱんちゃんは右の前蹴りを連打! さらに右ストレートを当て、sasoriの押し込みにも退かず。逆に下がらせてロープまで押し込んだところでゴング。
熱戦を制したぱんちゃんは「怖かったです。めっちゃ怖かったけれど、みんなが応援してくれて頑張れました。まだまだ弱いですが、もっと練習します。ギリギリでそれでも勝てたことを自分を褒めてあげたいです。敵がいなくなってきましたけれど、見守ってください。応援ありがとうございました」と表情を崩して語った。
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