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【UFC】ダゲスタンのマカチェフが8連勝! 復帰戦ミーシャ・テイトがTKO勝利、クレベル破ったガムロがキムラ極める、ホドウフォ・ヴィエラが再起の一本勝ち!

2021/07/18 11:07
【UFC】ダゲスタンのマカチェフが8連勝! 復帰戦ミーシャ・テイトがTKO勝利、クレベル破ったガムロがキムラ極める、ホドウフォ・ヴィエラが再起の一本勝ち!

(C)Zuffa LLC

 2021年7月17日(日本時間18日)米国ネバダ州ラスベガス「UFC APEX」にて「UFC Fight Night: Makhachev vs. Moises」が開催された。

◆UFC Fight Night: Makhachev vs. Moises
現地時間2021年7月17日(土)日本時間18日(日)
米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEX

【メインイベント】

▼ライト級 5分5R
〇イスラム・マカチェフ(ロシア)155.5lbs/70.53kg
[4R 2分38秒 リアネイキドチョーク]
×ティアゴ・モイゼス(ブラジル)156lbs/70.76kg

 1R、ハビブ・ヌルマゴメドフがコーナーにつくダゲスタンのマカチェフはサウスポー構え。オーソドックス構えのモイゼスに左ハイを見せる。マカチェフの圧力にケージを背にするモイゼスは右ミドルで押し戻す。左ミドルを返すマカチェフ。喧嘩四つで前手をつきあい、右で差して体を入れ替えたモイゼス。しかし右手を抜いて離れる。

 ワンツーで詰めて首相撲ヒザを突くマカチェフ。ボディロックから左を差し上げて中央でテイクダウン! 足をフルガードに戻すモイゼスだが、マカチェフの鉄槌を浴びる。モイゼスも下からヒジ打ちでブザー。

 2R、左ミドルから入るモイゼス。ワンツースリー&前蹴りと手数を増やす。それをバックステップでかわしたマカチェフは左ミドル、左ストレートで左を差して押し込み。しかし右で差すモイゼスが体を入れ替え。ダブルレッグから尻下でクラッチしテイクダウン! パスガードに立ち上がるマカチェフのバックに回るが足はかからず。前方に落としたマカチェフが今度はバックテイク。亀になるモイゼスにバックマウントからパウンド。腕はたすきから右足をかけようとする。

 ついに足をかけ背後に引き込んだマカチェフはリアネイキドチョーク狙いからマウント。残り10秒で腕十字もブザー。

 3R、右ロー、右ミドルハイはモイゼス。その前進にマカチェフは下がりながら左を狙う。右で差して押し込むモイゼス。前方に崩すが残すマカチェフは左で小手に巻いて内股狙い。ここは耐えたモイゼスがシングルレッグも、頭を殺してバックに回るマカチェフが背後からヒザ。ボディロックからいったん持ち上げてテイクダウンし、すぐに足をかけていくマカチェフに、モイゼスは下から外掛けでヒールフックへ。マカチェフは後ろを向いてブザーを待つ。

 4R、前手争いからダブルレッグ、肩口までリフトして早々にテイクダウンはマカチェフ。ガードのモイゼスは蹴り上げから立とうとするが足についていくマカチェフはその立ち際にバック奪取。右足を右足に背後から二重にかけて伸ばすと、リアネイキドチョーク! タップを奪った。

 初メインで初の4Rを危なげなく勝利したマカチェフは、これでMMA20勝1敗。UFC8連勝をマークし、「彼はタフな対戦相手だったけど、打撃でも十分やれた。ただ、元王者(ヌルマゴメドフ)がコーナーでグラウンドの指示出してるしさ」と笑顔を見せ、「4Rまでやったのは初めてで、とてもいい経験になった。すべてコントロールできた。頂点を目指す」と王座獲りを宣言。

 さらに、インタビュアーのポール・フェルダーに「僕からも聞きたい事ひとつあるんだ。なんでみんな逃げるんだろう? どうして(自分と)試合をしたがらない? 逃げることはできるだろうさ、でも隠れてはいられないよ。俺のほうからいく。ハファエル・ドスアンジョス、しっかり準備期間をあげるから、やろうぜ」と、2020年11月に対戦予定だったものの、マカチェフ自身のブドウ球菌感染症による欠場で試合が流れた、RDSに仕切り直しの対戦を呼び掛けた(※フェルダーが5日前のオファーを受けてRDSと対戦。RDSがスプリット判定勝利)。

◆イスラム・マカチェフ「ハビブが自分のセコンドについてくれていると、よりパワフルさを感じる」(※公式インタビューより)

「4R目までいったのは初めてのことだから良かったと思う。4Rの経験が積めたのはいいこと。とても満足している。特に驚きはなかった。頭の中では常に、1Rや2Rでバカなことをするな、あと3Rあるんだから、と考えていたから、いい経験になった。チャンピオンがそばにいると、何もかもを分かっているから、やるべきことも、言うべきことも、どう動くべきかも分かっていて、ハビブ(ヌルマゴメドフ)が自分のセコンドについてくれていると、よりパワフルさを感じる。

 進み続けないと。11月でも12月でも関係なく、戦わないといけない。準備はできている。今月はずっとトレーニングするつもり。休みはなしだ。2、3日の休みで終わりにする。誰とやればタイトルに近づけるだろう? RDA(ハファエル・ドス・アンジョス)がいいかもしれないね。前回の試合で勝っているし、彼なら俺をベルトに近づけてくれるかもしれない。(タイトル挑戦まで)あと2試合。何試合でもいいんだけどね。誰が相手でもたたきつぶす。次の相手が誰であろうと、覚悟はできている」

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