▼バンタム級 5分3R
〇ショーン・オマリー(米国)135.5lbs/61.46kg
[3R 4分33秒 TKO] ※スタンド打撃でのレフェリーストップ
×クリス・モウティーニョ(米国)135lbs/61.24kg
メインカードの第1試合では、“マクレガー2世”と呼ばれるショーン・オマリー(米国)が登場。オクタゴンデビューとなるクリス・モウティーニョ(米国)と対戦した。
アイルランド系米国人で26歳のスター候補生オマリーは、2020年8月のマルロン・ヴェラ戦で右足を負傷してのダウンでエルボーを浴びてMMA初黒星。
しかし、2021年3月の前戦ではトーマス・アルメイダに3R、カウンターの左でTKO勝ちし再起を遂げている。
当初はベテランのルイス・スモルカと対戦予定だったが、スモルカがブドウ球菌感染症で欠場となり、11日前にUFC初参戦の28歳、MMA9勝4敗のモウティーニョが対戦相手に抜擢された。
A short-notice show opens the main card! 🧨
— UFC (@ufc) July 9, 2021
💥 @SugaSeanMMA welcomes newcomer @MoutinhoKris tomorrow night.
[ #UFC264 | Live on E+ PPV: https://t.co/DZxtGSEqWu ] pic.twitter.com/YB2LkFAoNq
1R、ともにサウスポー構えから。オマリーは左カーフキックを当てると、飛び込んでの右ストレートも。左右スイッチするオマリー。追うモウティーニョにオマリーは左ジャブ、右ハイ、サウスポー構えから右ジャブにアゴが上がるモウティーニョだが、追い足は止めない。
なおも詰めるモウティーニョだが、オマリーは右から左フック、左廻し蹴り、左を上下に突き刺し、サンドバック状態に。
追うモウティーニョに下がりながら左ジャブを突くオマリー。モウティーニョも左ローを返すが、的確な打撃はオマリー。モウティーニョもワンツーから右ローまで繋ぎ、詰めるが右のテンカオはオマリー!
右ストレートのダブルでダウンを奪うとハイエルボーのギロチンチョークもブザー。立ち上がるモウティーニョはフラつく。
#UFC264 Official Result: Sean O'Malley (@SugaSeanMMA) defeats Kris Moutinho via TKO at 4:33 of Round 3.
— UFC News (@UFCNews) July 11, 2021
All #UFC264 Results ⤵️:
1Rに89発の打撃で84%を成功させる記録を作ったオマリー。2Rもサウスポー構えから右ジャブのトリプルを当てると、オーソから右ハイもヒット! 詰めるモウティーニョの右は届かない。オマリーは右ミドル、ワンツーから右! モウティーニョは右フックを届かせるが浅い。
ワンツーの右を当てるオマリー。さらに左フック。しかしモウティーニョは動きを止めない。ケージを背に左右にかわすオマリーを詰めて首相撲も突き放すオマリーだが肩で息をする。
With only 23 seconds left! ⏱@SugaSeanMMA gets the finish at #UFC264. pic.twitter.com/om5HzIqhG9
— UFC (@ufc) July 11, 2021
3R、コーナーからタイトルマッチのつもりで戦って来い!」と激を飛ばされるオマリー。サウスポー構えから右前蹴りも、モウティーニョは「グリーンヘッドゾンビ」と飛ばれるタフさで前に。
そこにオマリーは右ハイ! 一瞬足が止まるモウティーニョは飛び込んでの前手の右フック! すぐに距離を取り、右ストレート、右ジャブを的確に当てるオマリー。
ワンツースリー、右前蹴り、右のダブルとまとめて当てるオマリー! しかしモウティーニョは顔を赤く染めながら前に。右ミドル、右ジャブ、左ストレートを当て続けるオマリーだが、モウティーニョの前進に場内は沸く。左右から右アッパーを突き上げるオマリーはフィニッシュへ! 打たれながらも前に出るモウティーニョだが、ハーブ・ディーンレフェリーが間に入った。
The 𝑺𝑼𝑮𝑨 𝑺𝑯𝑶𝑾 delivered.
— UFC (@ufc) July 11, 2021
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対戦相手がルイス・スモルカから直前に変わったオマリーだが、3R 4分33秒 TKOで2連勝。
オクタゴンのなかで“シュガー”オマリーは、「11日前のオファーで出てくれたクリスはほんとクソ強かった。彼はUFCデビュー戦で俺と戦ったんだ。あの勇気を称えたい」と、“グリーンヘッドゾンビ”を賞賛。
続けて「ドリブル、ドリブル、サンズのバスケのように勝ちたかった。(モウティーニョのストップに)頭のダメージはあると思う。止めてくれてよかった」とフィニッシュについて語った。
また、コディ・ガーブランド、ピョートル・ヤン、ドミニク・クルーズ、ロブ・フォントの名前を挙げ、「何をやっているのか、俺とやりたいのか」と挑発した。
“I’m going to be Conor McGregor level. I’m going to be a superstar and I’m on pace for that.”
— UFC News (@UFCNews) July 11, 2021
Another dominant performance from Sean O’Malley (@SugaSeanMMA) gets him one step closer to his ultimate goal #UFC264 🔉⬆️
All #UFC264 Results ⤵️:
◆オマリー「マクレガー級のスーパースターになりたい」
「いい気分だね。かなり上達できた。もっともっとうまくなる。ファンが戻ってきてくれてエキサイティングだった。エネルギーをものすごく感じたよ。
正直なところ、あいつがあんなにタフだなんて思っていなかった。正直ね。11日前だからね。あれだけ何発も受けるなんてすごいと思うよ。あいつが“疲れてきただろ”って言ってきたから、“まーな、疲れたよ”って言ってやったんだ。とにかく顔面を殴り続けた。言いたいことがあれば好きに言えばいい。それでも俺が倒したんだからな。もし俺がすぐにあいつの光を消せば、同じセリフは口にできなかっただろう。戻ってもう一度見てみたい。そうすれば俺が何を言っているのか分かるさ。
俺には夢がある。有名になりたい。コナー・マクレガーのレベルになりたい。スーパースターになるつもりだし、そのためのペースを保っている。今は26歳だ。あと10年はやれる」