▼第1試合 DEEP 60kg以下 5分2R
〇鶴屋 怜(パラエストラ松戸)59.5kg
[ギロチンチョーク]
×荒木凌(ロータス福岡 古賀道場)59.5kg
6月20日の「DEEP 101」で前日計量をパスしながらも、対戦相手の岡崎鷹士郎(フリー)が計量前に6.95kgオーバーを申告し、試合が「不戦勝」となっていた鶴屋怜(パラエストラ松戸)が参戦。荒木凌(ロータス福岡 古賀道場)と対戦する。
鶴屋は、扇久保博正、岡田遼、内藤のび太、浅倉カンナら名選手を育てた名門パラエストラ千葉ネットワークの総帥である鶴屋浩の次男。3歳から始めたレスリングで数々の大会で優勝し、アマチュアMMAでも6戦6勝。17歳ながらMMAプロデビュー戦となった2021年2月の「DEEP100」では、KRAZY BEEの竜己を相手に父譲りの首投げからのキーロックを披露。最後はマウント&パウンドでTKO勝ちを収めている。
対する荒木は、空手をベースにキックボクシング、THE OUTSIDERに出場するなどアマチュアからの試合経験は豊富。2019年7月にプロデビューし、「Wardog Cage Fight 22」で吉野剛腕に判定負け。同年9月に「Tenkaichi 95」でショージン・ミキに2R TKO負けで連敗も、2021年4月の「Wardog Cage Fight 29」で小林朋弥に腕十字で一本勝ち。嬉しいプロ初勝利を挙げている。古賀靖隆率いるロータス福岡で、組みもどこまで進化しているか。
1R、早々にダブルレッグテイクダウンは鶴屋。ニンジャチョークを狙う荒木だが、首を抜く鶴屋は、荒木の三角絞め狙いも外してインサイドから強いパウンド。荒木の頭が金網に詰まっている状態でヒジも打つ。荒木は再び四角に組もうとするが、鶴屋はかついでパス。
亀になって立とうとする荒木のサイドバックにつきパウンド。足を立ててきた荒木の首をがぶり、ヒザを突く。さらに金網に押し付けながらギロチンチョークを極めた。