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レポート

【DEEP】3大王座戦・牛久絢太郎が中村大介に判定勝ちで王座防衛、ジョアンオ・バティスタ吉村が水野竜也をTKOで新王者に、大原樹里が大木良太にテクニカル判定勝ちで暫定王座につく、鶴屋怜が鮮烈の一本勝ち!

2021/07/04 18:07

▼第5試合 DEEPバンタム級 5分2R
×雅 駿介(CAVE)61.70kg
[1R 2分18秒 TKO] ※パウンド

〇RYUKI(フリー)61.2kg

 バンタム級の雅駿介(CAVE)は、元ムエタイオープンライト級王者&スック・ワンキントーンライト級王者&WMC日本ライト級王者。2021年2月のDEEPでのMMAデビュー戦で「朝倉未来1年チャレンジ」のヒロヤを相手にケージムエタイを駆使して判定勝ち。石渡伸太郎との練習でさらなる進化を遂げている。

 対するRYUKI(フリー)も打撃出身。2019年12月に、8年間所属したRKS顕修塾を離れ、キックボクシングからMMAに転向した大阪のRYUKI(竜暉)は、キックでは2020年2月のRISEで篠塚辰樹に敗れるまでは18戦無敗。2017年には中国で行われた「英雄伝説」60kg級でホイ・フェイに判定勝利しアジア王者に輝き、2018年8月の「RIZIN.12」では直也に判定勝ちも収めている。

 2020年10月のPANCRASEでMMA転向も、強豪・河村泰博の三角絞めに敗れており、今回が再起戦となる。

 ともにストライカーながら、首相撲&ヒジ・ヒザありのムエタイルールに長け、ケージレスリングと融合させている雅に対し、立ち技の後期は首相撲無しのルールで戦ってきたRYUKIが、いかに立ち会うか。

 オーソドックス構えの雅にサウスポー構えのRYUKI。先にダブルレッグを仕掛ける雅。切るRYUKIは左! 金網まで詰めて首相撲は雅も突き放し左を振るRYUKI。しかし、ボディロックテイクダウンは雅! 際で上を取るRYUKIに雅は下から三角絞めを仕掛けるが、すぐに対応したRYUKIは上体を起こし、強いパウンド! 雅の意識が飛び、レフェリーが間に入った。

 試合後、マイクを渡されたRYUKIは、ケージの中で「初めまして、大阪から来ましたRYUKIです。自分も雅選手みたいにもともとキックボクシングをやっていて、総合格闘技をやりたくて転向して、デビュー戦は寝技で仕留められて、サポートに返せなくて。雅選手、強くて怖かったですけど、なんとか勝ててよかったです。1RでKO出来て、次、また呼んでもらえるかなと思うので、これからもよろしくお願いします」と挨拶した。

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