▼第2試合 DEEP67kg以下 5分2R
×海飛(和術慧舟會HEARTS)※吉村海飛 66.7kg
[判定1-2] ※18-20,19-19マスト海飛、19-19マスト佐藤
〇佐藤拳駿(K-Clann)65.55kg
海飛(和術慧舟會HEARTS ※吉村海飛)が6月19日の「DEEP TOKYO」での一本勝ちから、わずか2週間で連続参戦。6月20日の「DEEP 101」で対戦相手の体調不良により試合が流れていた佐藤拳駿(K-Clann)と対戦する。
海飛は、極真会館山口支部出身。2015年に全日本高校生空手道選手権で優勝し、その後はTEAM TEPPENでアマキックを経験。現在は、大沢ケンジ代表率いる和術慧舟會HEARTS所属で、2020年12月のPANCRASEアマチュア全日本オープントーナメントライト級優勝。さらに2021年3月のDEEPフューチャーキングトーナメントフェザー級でも優勝し、この2つのトーナメントで7試合連続KO勝ちという驚異の新人だ。
『格闘DREAMERS』では漆間蒋生を相手に“外敵”として対戦。スプリット判定勝利。6月19日の「DEEP TOKYO」では、山口コウタのテイクダウンに苦しみながらも、サウスポー構えからの右の蹴りを当て、最後はギロチンチョークで一本勝ちし、DEEP本戦初勝利を飾っている。
対する佐藤は、2試合連続で対戦相手が体調不良による欠場で試合が流れている不運のファイター。3月に佐々木由大が計量パス後に体調不良により欠場。6月20日には、佐々木と同じトライフォース赤坂の畠山祐輔が減量中に緊急搬送され、試合が中止。不戦勝となっている。
少年院出所後に格闘技を始め、THE OUTSIDERやFighting Nexusで経験を積みDEEPに初参戦する佐藤は「2試合連続での中止です。自分の試合が無くなるのは、その分強くなるのでいいのですが、都合をつけて来てくださったお客さんに申し訳ないです。フェザーで世界を獲るように覚悟を決めているので応援、よろしくお願いします」とコメントしている。
1R、サウスポー構えから左の打撃で詰める海飛に対し、右にさばいて右ストレートを当てる佐藤。近づいて四つの攻防はブレーク。左ハイを打つ海飛は詰めて距離を潰すと、ボディロックからテイクダウン狙い。それを凌いだ佐藤がそのまま腰を抱いて、後方にテイクダウン。
首を抱えてギロチンチョークは佐藤。外足をまたいでサイドにつこうとする海飛は頭を抜いてブレーク。海飛の左ハイに右ミドル。頭を横に出す海飛に再びギロチンチョークでクローズドに入れる佐藤がキャッチしたままゴング。判定は2-1で佐藤が勝利した。