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【RISE】山田洸誓が最初からの猛攻で北野克樹にリベンジ&V2達成、緑川創が宮城寛克に辛くも勝利、紅絹が引退10カウントゴング

2021/06/18 23:06

▼第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
○石月祐作(KAGAYAKI/同級4位、DBSスーパーフェザー級王者、KROSS×OVERスーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※30-26×2、30-25
×櫻井 健(Hard Worker/INNOVATIONスーパーフェザー級王者)


 石月は昨年8月に自身と所属ジム初のタイトル獲得となった、DBS日本ムエタイスーパーフェザー級王座を奪取。10月にはKROSS×OVER同級王座も判定勝利で獲得。二冠王となって、今年2月に約1年4カ月ぶりにRISE参戦を果たすと、竹内皇貴を2RKOで葬り現在4連勝中。


 その石月と対戦するのはRISE初参戦となる櫻井。櫻井はINNOVATION中量級で戦い続けるベテラン選手で、今年3月に5度目のタイトル挑戦となったINNOVATIONスーパーフェザー級王座決定戦では、RISING大輝との激戦を制し悲願の王座獲得を果たした“アラフォーの星”だ。


 1R、サウスポーの櫻井は左ミドルで快音を響かせる。石月は前へ出ての左右フック、右ストレート。櫻井は下がりながら左ミドルとヒザ蹴り。序盤はミドルやジャブをもらっていた石月だが、徐々に距離を詰めると櫻井にロープを背負わせて左フック、右ストレートが櫻井を捉え始める。


 2Rが始まってすぐに距離を詰め、櫻井にロープを背負わせた石月は左右フック、右ストレート、左ボディで攻め、櫻井がロープから離れようとしたところに右フックでダウンを奪う。さらに距離を詰めて連打を見舞い、櫻井を逃がさない石月。櫻井も右を打ち返すが、石月が右ストレートを打ち抜き、さらに連打をまとめる。石月の右で大きく仰け反る櫻井。


 3R、オーソドックスに戻した櫻井だが石月の手数は止まらない。右を中心にストレート、フック、ボディを連打で決めていき、ついにレフェリーがスタンディングダウンを宣告。下がりながらも打ち合う櫻井だが石月の右にのけ反り、石月のパンチは止まらない。左ローを蹴る櫻井を最後までパンチで攻め続け、石月が大差の判定で勝利した。

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