キックボクシング
レポート

【RISE】寺山日葵が女王の貫禄、無敗の高校生AKARIを退けて初防衛。OFG戦は山口裕人vs松本芳道はドロー、YA-MANは山口侑馬をKO

2021/05/16 17:05

▼第7試合 DoA選抜マッチ スーパーフライ級(-53kg) 3分3R無制限延長R
○政所 仁(魁塾/同級2位、WBKF世界スーパーフライ級王者、J-NETWORKフライ級王者)
TKO 1R 2分50秒 ※レフェリーストップ
×溜田蒼馬(CRAZY WOLF/第2代CMA KAISERバンタム級王者)
※政所がトーナメント出場決定


 7月18日から開幕する『RISE DEAD OR ALIVE 2012 -53kgトーナメント』最後の出場枠を懸けての対戦。


 政所はKNOCK OUTフライ級王者・石井一成にも勝利したことがあり、止まらない手数とバックハンドブローなど相手の意表を突く技を繰り出す。2018年11月にJ-NETWORKフライ級王座を獲得。2019年5月に田丸の初防衛戦で挑戦して判定で敗れているが、11月には一貴の弟・大崎孔稀からダウンを奪い、殊勲の勝利を収めた。しかし、2020年7月大会で大崎一貴とのスーパーフライ級王座挑戦者決定戦で敗れており、今回が再起戦。戦績は11勝(2KO)8敗。WBKF世界スーパーフライ級王者、J-NETWORKフライ級王者。


 溜田は関西出身のファイターで現在23歳。戦績は12勝(11KO)7敗と勝つ時は、ほぼKOと相手を倒しきる攻撃力を持つKO率9割を超えるハードヒッター。2月大会でRISEバンタム級王者・鈴木真彦の相手に抜擢され、左フックで鈴木からダウンを奪うと壮絶な打ち合いの末にKO負けを喫した。第2代CMA KAISERバンタム級王者。


 1R、溜田の右ストレートに政所が右フックを返してダウンを奪う。一気に詰めていく政所が右アッパーでアゴを突き上げての右フックで鮮やかなKO勝ちを収めた。


 マイクを持った政所は「一発目から53kg(トーナメントに)選ばれなくてムカついたのもあって、悔しい想いでしっかりKO勝ちしようと思って。(出場)確定でいいですよね。風音の試合はなくなったけれど、本戦で当たれることで楽しみです。今の試合を見てレベル分かったと思うけれど、僕が圧倒的に優勝するんで」と優勝宣言した。

▼第6試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
○門口佳佑(EX ARES/同級2位)
判定3-0 ※30-29、30-28×2
×平野凌我(MTS/同級9位)

▼第5試合 -64kg契約 3分3R延長1R
〇秀樹(新宿レフティージム/ライト級1位、K-1 REVOLUTION FINAL -65kg級世界王者)
判定3‐0 ※30-29、30-28、30-27
×畠山隼人(E.S.G/NJKFスーパーライト級王者)

▼第4試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
〇麻原将平(パウンドフォーパウンド/同級4位、HOOST CUP初代スーパーライト級王者)
延長判定3‐0 ※三者とも10-9
×KENTA(HAYATO GYM/同級7位、JAPAN CUP 2016 -65㎏級優勝)
※本戦は30-30、30-28、29-29

▼第3試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
〇SEIDO(LARA TOKYO/同級5位)
判定2-0 ※29-28、29-29、29-28
×森下祐樹(SUNNY GYM)※TASUKU(リアルディール)よりリングネームと所属名変更

▼第2試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
×津田鉄平(新宿レフティージム/同級10位)
判定0-3 ※29-30、28-30、29-30
〇都筑海杜(キックボクシングジム3K/and lab/第20回、21回オープントーナメントグランドチャンピオン決定戦優勝)

▼第1試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
×鷹介(ようすけ・魁塾/同級6位)
判定0-3 ※29-30、38-30、28-30
〇大森隆之介(EX ARES/JAPAN CUP 2019 -60kg級優勝)

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