キックボクシング
レポート

【RISE】寺山日葵が女王の貫禄、無敗の高校生AKARIを退けて初防衛。OFG戦は山口裕人vs松本芳道はドロー、YA-MANは山口侑馬をKO

2021/05/16 17:05

▼第10試合 RISE on ABEMA 特別マッチ -65kg契約 3分3R
△山口裕人(山口道場/WPMF世界スーパーライト級暫定王者、元WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者)
ドロー 時間切れ判定無し
△松本芳道(KICK-DIET吉野町/元新日本キックボクシング協会ライト級王者、K-1 WORLD MAX2010日本トーナメント3位)


 レフェリーチェックの際には両者額をくっつけ、松本は睨み、山口は不敵な笑みを浮かべる


 1R、体勢を低くして前へ出る山口にサウスポーの松本は右へ回り込む。山口は右カーフキックを多用、松本も右ローを蹴り返す。プレッシャーをかける山口だが、真の狙いはパンチではなくカーフキックか。松本も負けじとカーフを蹴り返す。山口の右に右のカウンターを合わせる松本。残り10秒で松本が右フックをヒットさせ、山口はバックハンドブローで返す。


 2Rも低い体勢から圧力をかけていく山口。お互いにカーフキックを内側・外側から蹴る。大きなフックを放つ山口に左のカウンターを狙う松本。山口が打ち合いに持ち込み、松本もこれに応えるが山口は待っていましたとばかりに左右フックを振り回す。打ち合いの中でボディも打つ冷静な山口。しかし、打ち合いの中で松本が狙っていた右のカウンターでダウンを奪う。


 3R、前に出るのはやはり山口。ボディ、顔面とフックを打ち分けるが、松本は右のフックを合わせに行く。お互いにボディを嫌がるが、打ち合いは続ける。山口が左フックをヒットさせるが、松本は前に出て打ち合いに行く。


「延長でしょう、延長!」と延長戦をアピールする松本だが、ルールにより判定無しのドローとなった。

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