キックボクシング
レポート

【RISE】寺山日葵が女王の貫禄、無敗の高校生AKARIを退けて初防衛。OFG戦は山口裕人vs松本芳道はドロー、YA-MANは山口侑馬をKO

2021/05/16 17:05

▼第8試合 スペシャルエキシビションマッチ 2分2R
―志 朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~優勝、ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
勝敗なし
―石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション/BOMスーパーフライ級王者、WPMF 世界フライ級王者、WPMF世界スーパーフライ級王者、IBF世界フライ級王者、KING OF KNOCK OUT初代フライ級王者)


 志朗は当初メインで現RISEスーパーフライ級王者・大崎一貴との対戦が決まっていたが、大崎が欠場。試合中止となったが、石井がエキシビションの相手を引き受けて豪華な顔合わせが実現した。

 両者は7月18日(日)エディオンアリーナ大阪・第一競技場から開幕する賞金トーナメント「RISE DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント」への出場が決まっており、前哨戦となる。志朗は自主的に行った“非”公開計量で54kgを記録したという。


 1R、お互いに強い右ローと右ストレートを放ち、レガース着用ながらガチ感が伝わって来る。志朗が前に出れば石井が右ストレートで迎え撃ち、志朗も右を入れ返す。


 2Rも強い右ローの蹴り合い。石井がジャブを連打すると志朗もすぐにジャブ連打。前に出てくる石井をジャブで迎え撃つ志朗。石井も負けじとアッパーを打ちに行くが、志朗は右を返す。前に出る石井がワンツー、志朗は下がりながら右ミドルで迎え撃つ。

 エキシビションながら見応えのある技の攻防で合計4分間があっという間に終了。トーナメント本戦に大きな期待を持てる内容となった。


 志朗はマイクを持つと「エキシビションマッチを引き受けてくれた石井一成選手ありがとうございました。動きを見てもらえばわかると思いますが、53kgでも通用しますし、7月にはもっとキレが増すと思います出るからには55に続いて53も制覇したい」と宣言。


 石井は「RISE初登場ですが急遽オファーをいただいて、同じトーナメントに出る志朗君とエキシビションでしたが、各階級で取ってきただけあって強かったです。気を引き締めていきたい。7月まず勝って準決勝・決勝につないで優勝するのでよろしくお願いします」と、気を引き締めてトーナメントに臨みたいと語った。

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