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【UFC】3大王座戦がフィニッシュ決着! ウスマンがマスヴィダルをKOで4度目防衛に成功! 女子ストロー級はナマユナスがウェイリーを78秒 衝撃KO! 女子フライ級は王者シェフチェンコが圧勝

2021/04/25 09:04

▼ウェルター級 5分3R
〇ドワイト・グラント(米国)170lbs/77.11kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29

×ステファン・セクリッチ(セルビア)171lbs/77.56kg

 ウェルター級戦。ムエタイベースのグラントはUFC2勝2敗。カルロ・ペデルソリ、アラン・ジョーーバンに勝利も、ザック・オットーにスプリット判定負け、ダニエル・ロドリゲスには1R TKO負けを喫している。

 セルビアのセクリッチはルタ・リーブリ出身。2018年9月のUFCデビュー戦でラマザン・エメエフに判定負け後、禁止薬物使用により2年の出場停止となっていた。

 1R、サウスポー構えのセクリッチ。オーソドックス構えのグラントはセクリッチの左ハイをかわす。右ボディから左フックを狙うグラントだが浅い。セクリッチは左ミドルをヒット。さらに左の跳びヒザ。

 ブロックするグラントは左外足を取って右ストレートを狙う。外から左フック、右ハイを打つグラントに、残り10秒でシングルレッグに入るセクリッチ。

 2R、膠着の展開にブーイング。遠間からダブルレッグに入るセクリッチだが、切るグラント。そこを詰めて左ストレート、右アッパーと左右を振るが、凌ぐセクリッチはサークリングして、スタンド。詰めてボディロックテイクダウン! しかし、グラントは鉄砲でスイープ、立ち上がる。セクリッチが右で差して押し込みブザー。

 3R、先にシングルレッグテイクダウンはグラント。しかしセクリッチのストレートアームバー狙いに自ら体を離しスタンドに戻る。ダブルレッグテイクダウンはセクリッチ。上体を逃がし立ち上がるグラント。セクリッチは左ストレートをヒット! 後退したグラントに跳びヒザ、さらにアームインギロチンチョークをセットし、ブザー。

 判定はスプリットに割れ、29-28×2, 28-29で打撃数が評価されたか、グラントが勝利した。

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