▼ウェルター級 5分3R
〇ドワイト・グラント(米国)170lbs/77.11kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×ステファン・セクリッチ(セルビア)171lbs/77.56kg
ウェルター級戦。ムエタイベースのグラントはUFC2勝2敗。カルロ・ペデルソリ、アラン・ジョーーバンに勝利も、ザック・オットーにスプリット判定負け、ダニエル・ロドリゲスには1R TKO負けを喫している。
セルビアのセクリッチはルタ・リーブリ出身。2018年9月のUFCデビュー戦でラマザン・エメエフに判定負け後、禁止薬物使用により2年の出場停止となっていた。
1R、サウスポー構えのセクリッチ。オーソドックス構えのグラントはセクリッチの左ハイをかわす。右ボディから左フックを狙うグラントだが浅い。セクリッチは左ミドルをヒット。さらに左の跳びヒザ。
ブロックするグラントは左外足を取って右ストレートを狙う。外から左フック、右ハイを打つグラントに、残り10秒でシングルレッグに入るセクリッチ。
2R、膠着の展開にブーイング。遠間からダブルレッグに入るセクリッチだが、切るグラント。そこを詰めて左ストレート、右アッパーと左右を振るが、凌ぐセクリッチはサークリングして、スタンド。詰めてボディロックテイクダウン! しかし、グラントは鉄砲でスイープ、立ち上がる。セクリッチが右で差して押し込みブザー。
#UFC261 Official Result: @DwightGrant (29-28, 29-28) defeats Stefan Sekulic (29-28) by Split Decision
— UFC News (@UFCNews) April 25, 2021
3R、先にシングルレッグテイクダウンはグラント。しかしセクリッチのストレートアームバー狙いに自ら体を離しスタンドに戻る。ダブルレッグテイクダウンはセクリッチ。上体を逃がし立ち上がるグラント。セクリッチは左ストレートをヒット! 後退したグラントに跳びヒザ、さらにアームインギロチンチョークをセットし、ブザー。
判定はスプリットに割れ、29-28×2, 28-29で打撃数が評価されたか、グラントが勝利した。