▼UFC女子世界フライ級選手権試合 5分5R
〇ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(キルギス)124.5lbs/56.47kg
[2R 3分19秒 TKO] ※パウンド
×ジェシカ・アンドラジ(ブラジル)124.5lbs/56.47kg
※シェフチェンコが5度目の防衛に成功
女子フライ級タイトルマッチ。王者シェフチェンコに、1位のアンドラジが挑む。
シェフチェンコはムエタイとキックで57勝2敗の戦績を誇るストライカー。2018年12月にヨアナ・イェンジェイチックを下し同級フライ級王者に。2020年11月にジェニファー・マイアを判定で下し、4度目の王座防衛に成功している。
対するアンドラージは元女子ストロー級王者。2020年10月のフライ級転向初戦で、当時同級1位のケイトリン・チュケイギアンを1R TKOに下し、今回の王座挑戦権を手にした。
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1R、サウスポー構えのシェフチェンコに、オーソドックス構えのアンドラージ。
「ヴァーレンティーナ」の大きなチャントのなか、負けじとアンドラージが左右で前進。しかしかわすシェフチェンコは、アンドラージの右を掻い潜ってボディロックテイクダウン! 立ち上がるアンドラージの離れ際に右ハイを打つ。
右ジャブを当てるシェフチェンコに、左で差すアンドラージ。右でボディを打つアンドラージに小外がけから崩してテイクダウンはシェフチェンコ! 半ば強引にリアネイキドチョークに入るが、ずらしているアンドラージは外して立ち上がる。
そこにボディロックからヒザを付くシェフチェンコ。アンドラージの腰を引き付けザバ折テイクダウン!
2R、先に四つに組んでいったアンドラージ。しかし右で差すシェフチェンコは回して投げてテイクダウン! ハーフから左で脇差し立つアンドラージは金網に詰める。
BEEN OUR QUEEN.
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シングルレッグからハイクラッチでリフトを狙うアンドラージだが右で小手に巻くシェフチェンコは、差し返して右ヒザを相手の外に置いて、回してまたもテイクダウン! サイドを奪い、アンドラージの左腕を固定し、クルスフィックスでパウンド&ヒジ! 連打にアンドラージの右目尻から出血するなか、打たれ続けるアンドラージを見て、レフェリーが間に入った。
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圧倒的な強さを見せたシェフチェンコはこれで6連勝。ケージのなかで勝利の4回転の舞いを見せたシェフチェンコは、ジョー・ローガンからグラップリングは作戦だったのか、と問われ「戦略通りでした。相手を破壊しようと思ってました。グラウンドで彼女が動かなくなって疲れていると思いました。最終的には2Rに仕留められてよかったです。彼女は強いと思ってました。みんな私と戦いたいので待ってます。みんなに御礼を言いたいです。誰にも止められません。ここ(米国)にもキルギスの仲間がいます。グラシアス!」と、満面の笑顔。
On a level all her own!
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2階級制覇はならなかったアンドラージは、「もっとスタンドで打ち合うことを予想していたけど、そうなりませんでした。もう少し打ち合いたかったけど、また練習して戻ってきます」とコメントした。
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