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【UFC】3大王座戦がフィニッシュ決着! ウスマンがマスヴィダルをKOで4度目防衛に成功! 女子ストロー級はナマユナスがウェイリーを78秒 衝撃KO! 女子フライ級は王者シェフチェンコが圧勝

2021/04/25 09:04

▼ミドル級 5分3R
〇ユライア・ホール(ジャマイカ)185lbs/83.91kg
[1R 0分17秒 TKO] ※右足骨折

×クリス・ワイドマン(米国)186lbs/84.37kg

 ミドル級9位のホール、11位のワイドマン。当初、2月に組まれていたが、ワイドマンの新型コロナウイルス感染により延期となっていた。

 ホールは2020年11月、アンデウソン・シウバのUFC最終試合の相手を務め、レジェンドをパウンドアウト。現在3連勝中。

 対する元王者ワイドマンは、13連勝から2015年5月の初敗北から1勝5敗5KO負け。しかし、2020年8月の前戦で、ランカーのオマリー・アクメドフに判定勝ち。再起を飾っている。

 1R、ともにオーソドックス構え。右のカーフキックを打つワイドマン。そこに脛を外に向けてチェック(カット)するホール。

 1発目の自らの攻撃で、ワイドマンの足首より先が、ゴムのように曲がってしまい、明らかに足が折れたワイドマンはダウンし、悶絶。アクシデントの結果を待つホールは極真出身らしく金網を向いて正座。

 2013年12月にアンデウソン・シウバのローをチェックし、アンデウソンのスネを折ったワイドマンだが、今度は自身がブロックされ、足を骨折に。場内に動画が再生されると、大きなどよめきが起こる。

 しかし、ワイドマンが担架に乗せられ、退場際に右手を挙げると、ホールは拍手。

 ジョー・ローガンからコメントを求められたホールはしばらく無言だったが、「……ワイドマンにリスペクトしかありません。彼は真に最強の男。自分が初黒星を喫し、恐怖を覚えた相手。アンデウソン・シウバにも勝っている。最高の試合を見せたかったけど、申し訳ない。このスポーツの残念なところだけど、この仕事のひとつ側面でもある。これから何が起きても、彼が治ったらまた戦いたい」と言葉を振り絞って語った。

 また、試合後、かつてワイドマンのチェックで足を骨折しているアンデウソン・シウバは、自身のSNSで「心からのお見舞いを申し上げたい。信念を持って、一日も早い回復を祈っています。この瞬間、私はあなたとあなたの家族に光と愛と知識を祈ります。このスポーツのファンの皆さん、この素晴らしいファイターの瞬間に敬意を払い、早く100%回復することを祈りましょう。あなたとご家族に神のご加護がありますように」と、早期回復を願うコメントを投稿している。

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