▼ウェルター級 5分3R
〇グラチ・ボンジニヤン(アルメニア)170ポンド/77.11kg
[判定3-0] ※30-27, 29-28×2
×デマスケス・ジャクソン(米国)170.75ポンド/77.45kg
ウェルター級。MMA10勝4敗のボンジニヤンはACBで2勝1敗後、2019年11月の前戦にBellatorでオースティン・ヴァンダーフォードに判定負け。11勝4敗のジャクソンはTitan FC、LFAなどで活躍。2018年8月以来のBellator(ブリス・ローガンにスプリット判定勝ち)2戦目となる。
1R、ともにオーソドックス構え。左右を振り前進のボンジニヤン。そこにダブルレッグはジャクソンも右で差し上げるボンジニヤンがテイクダウン! 柔術茶帯のジャクソンは左で小手に巻くが、腕を抜いたボンジニヤンが腰を切るジャクソンについていく。金網まで這ったジャクソンは上体を立てるが、両足を束ねるボンジニヤンがパウンド。右で差して立ち上がるジャクソンに内股狙うボンジニヤン。投げさせないジャクソンは右で差して押し込み離れる。右のカーフキックを打ち込むジャクソン。ボンジニヤンも左ジャブを返す。
2R、早々にダブルレッグテイクダウンはボンジニヤン! ハーフから左で差して立ち上がろうとするジャクソンを潰すボンジニヤン。右で差して反対の右足を出してハーフにするとパウンド。そのスペースで上体を立てるジャクソンは右で差して立ち上がるが、この際が強いボンジニヤンは再び小外がけテイクダウン!
3R、ボンジニヤンのジャブに右カーフキックはジャクソン。さらに低いシングルレッグも、切るボンジニヤンが詰める。四つから左で差して右足、今度は左足にシングルレッグも、ここはバックに回れるジャクソンがバゥクテイク、リアネイキドチョークを狙う。腰をずらして立とうとするボンジニヤンのバックについていくジャクソン。シングルバックからパームトゥパームでリアネイキドチョークも、正対したボンジニヤンが上でゴング。
3Rにバックを奪うなど追い上げたジャクソンだが、判定は3-0(30-27, 29-28×2)でボンジニヤンが勝利。Bellator初白星を挙げた。