▼ライトヘビー級 5分3R
〇カール・アルブレックソン(スウェーデン)205.75ポンド/93.32kg
[判定3-0] ※30-27×3
×ヴィクトル・ネムコフ(ロシア)206ポンド/93.44kg
メインと同じライトヘビー級には、RIZINでワジム・ネムコフにスプリット判定で勝利しているカール・アルブレックソン(スウェーデン)が参戦。ワジムの実兄で元PFLのヴィクトル・ネムコフ(ロシア)と対戦する。
2017年12月のRIZINで現UFCのイリー・プロハースカ(※5月2日にドミニク・レイエスと対戦)に敗れたアルブレックソンだが、uperior Challenge、RIZINで3連勝。2019年10月のBellator初参戦でいきなりフィル・デイヴィスと対戦し、3R TKO負けを喫したが、2020年11月の前戦では、Superior Challengeで元UFCのアミウカウ・アウベスに2R TKO勝ちで再起を果たしている。
対するヴィクトル・ネムコフは2011年のコンバットサンボ世界王者。34歳でMMA30勝7敗1分。M-1チャレンジで連勝後、ロシアRCCで現UFCのクリッドソン・アブレウには一本負けしたものの、以降4戦負け無し。PFLで2連勝し、2019年10月の前戦ではヴォルク・アターエフとドロー。今回がBellatorデビュー戦となる。27歳のアルブレックソンはネムコフ兄弟からの白星で、GP開催中のライトヘビー級戦線で存在感を示すか。ネムコフのセコンドにはヒョードル。
1R、先に詰めるアルブレックソンが金網際で頭を下げると、ネムコフ兄がアームインギロチンチョークへ。さらに引き込んで絞るが、頭を抜いたアルブレックソンがインサイドガードからパウンドを狙う。
2R、右ミドルを当て圧力をかけダブルレッグテイクダウンはアルブレックソン。今度は早めに頭を抜き、片足をまたぐアルブレックソンは左で差して右は枕で抑え込み、鉄槌を入れる。パウンドを受けながら右で差して立ち上がるネムコフ。右ジャブを当てるネムコフ。さらに右フックも見せるが軸が乱れる。アルブレックソンは右ボディを返す。
3Rも早々にダブルレッグテイクダウンはアルブレックソン。右で差して左で枕に抱き、片足をパス。背中を着かされたネムコフはヒジ、パウンドを受ける。ハーフのまま固めてパウンドを打つアルブレックソン。ネムコフのブリッジに合わせてアルブレックソンがマウントを奪いゴング。
判定は3-0でアルブレックソンがBellator初勝利。MMA11勝3敗とした。