▼女子フライ級 5分3R
〇ヴェータ・アルテアガ(米国)※7位 124.5ポンド/56.47kg
[判定2-0] ※28-28, 29-27×2
×デジリー・ヤネス(米国)125.75ポンド/57.03kg
渡辺華奈が参戦中の女子フライ級では、エミリー・ドュコーテ、デニス・キーホルツに勝利もイリマレイ・マクファーレンとアレッハンドラ・ララに敗れているヴェータ・アルテアガ(米国)が出場。Bellator初参戦のデジリー・ヤネス(米国)と対戦する。2020年10月に組まれたカードで、その時はアルテアガが新型コロナウイルスの陽性反応で中止となっていた。
7位のアルテアガはMMA5勝4敗。対するヤネスは5勝2敗のテキサン。テキサスのXKO、LFA、Combateで4連勝も、2019年12月の前戦「Combate 51: Tito vs. Alberto」でCAMMA女子ストロー級王座に挑戦も、スプリット判定で敗れ戴冠ならず。Bellatorに新天地を求めていた。ドュコーテ、キーホルツに勝利しているアルテアガを通して、フライ級戦線の実力を測ることも可能なカードだ。
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1R、ともにオーソドックス構え。先に左右で詰めて右で差すヤネス。しかし突き放したアルテアガは右カーフキック。ヤネスは詰め返すもアルテアガは左ミドルを返す。左ジャブを突くヤネス。詰めるアルテアガにクリンチボクシングで右を突き上げ、離れれば右カーフキックを当てる。アルテアガの左のダブルをバックステップでかわすヤネス。ボディロックからテイクダウン、アルテアガの首投げをかわしてバックを奪ったところでゴング。
2R、詰めるアルテアガ。ヤネスの左ジャブに対しワンツーの右をダブルで突き、ダウンを奪うアルテアガ! ハーフガードから立ち上がるヤネスをなおもダブルレッグテイクダウンはアルテアガ。バックでリアネイキドチョークを狙うが、左目尻から出血も。パームトゥパームのアルテアガに正対し立ち上がるヤネス。片手をマットに着いた状態でアルテアガが反則のヒザ蹴りを打ち込み、1Pを失う。
再開。アルテアガの圧力にダブルレッグから金網まで押し込むヤネス。突き放すアルテアガは左ジャブを胸元に。なおも圧力をかけていくが金網際で体を入れ替えたヤネスが離れる。右を当てて前に出るアルテアガがシングルレッグに入ったところでゴング。
3R、ワンツーはアルテアガもダブルレッグテイクダウンはヤネス。クローズドガードのアルテアガは蹴り上げから立ち上がる。反則で1Pを失っているアルテアガは前へ。右で差して押し込むが体を入れ替えたヤネスが右で差してヒザ蹴り。突き放すアルテアガ。右で前に出ると、相打ちに。詰めるアルテアガに右で差して金網に押し込むヤネス。アルテアガは差し返して投げも耐えるヤネス。
右を振り、右カーフも打つアルテアガ。しかしヤネスもジャブを返し、アルテアガはシングルレッグへ。そこに腕を差し入れスイッチのヤネスも倒れず。ゴングに両者ともに手を挙げる。打撃数も上回ったアルテアガは挽回できたか。
判定は2-0(29-29, 29-27×2)で足を止めず攻め続けたアルテアガが勝利した。