【プレリミナリー】
▼女子フェザー級 5分3R
〇ジュリア・バッド(カナダ)※1位 145.25ポンド/65.88kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×ダイアナ・シルバ(ブラジル)144.75ポンド/65.65kg
2020年1月にクリスチャン・サイボーグに敗れるまで11連勝を飾っていた前女子フェザー級王者で現1位のジュリア・バッド(カナダ・MMA14勝3敗)が、MMA9勝5敗のダイアナ・シルバ(ブラジル)と対戦する。同じプレリムに出場した義理の息子ギブソンJrもバッドのコーナーにつく。
1R、ともにオーソドックス構え。右ローを当てるバッド。そこにカウンターを狙うシルバ。左ローはバッド。さらに右ローをカーフに突く。右で飛び込むシルバ。距離でかわすバッド。シルバも右カーフを返す。
右カーフを打つバッド。そこに左をかぶせようとするシルバ。さらに左ハイはバッドもシルバもガード。互いに右カーフキックの打ち合い。シルバの右オーバーハンドをブロックするバッド。
2R、右アッパーから左を振るシルバ。かわすバッドは右ロー。シルバも右ローもすぐにバッドも右ローを返す。シルバの入りに左ジャブはバッド。シルバも右フックでガード上を超える。ボクシングの展開のなか、左ミドルを当てるバッド。ジャブの刺し合い。大きな右を振るシルバだが、遠い。バッドは左前蹴り。さらにレベルチェンジからシングルレッグへ。金網背に耐えるシルバだが、ダブルレッグに切り替えテイクダウンはバッド。金網背に立つシルバにバックを奪うバッドが回してテイクダウン! ハーフから細かくパウンド。
3R、左ミドル、前蹴りで距離を取るバッド。シルバの入りに右ローも突く。圧力をかけるシルバは手数を止めない。遠間だがジャブを突き、大きな右を振る。かわすバッドは右ローも手数が欲しい。走り込んで右ローはシルバ。さらに右のオーバーハンド。ブロックするバッドは残り10秒でシングルレッグへ。小手に巻いて片足立ちで切るシルバ。最後まで手足を止めず。
ジャブ&ロー、テイクダウンはバッド。右のオーバーハンド、手数はシルバだが有効打は……判定前に腕立てをするシルバ。判定は2-1でバッドが勝利。女子フェザー級戦線をサバイブした。