▼ウェルター級 5分3R
〇レイモンド・ダニエルズ(米国)169.75ポンド/76.99kg
[判定3-0] ※30-26×2, 30-27
×ピーター・スタノニック(米国)170ポンド/77.11kg
GLORYで活躍し、Bellatorキックボクシングで8戦全勝のレイモンド・ダニエルズ(米国)が、GLORYで2019年に2連勝しているピーター・スタノニック(米国)と対戦する。2020年9月の前戦では、ダニエルズの左後ろ廻し蹴りがスタノニックの下腹部に入り、ノーコンテストとなっているため、仕切り直しで決着がつくか。
ダニエルズは40歳ながらMMAでも2勝1敗で、スピニングバックキックを武器にBellator Kickboxingでは世界ウェルター級王者にも輝いている。対する対するスタノニクもGLORYでの活躍前に、MMAでは5勝4敗で、LFAで1勝1敗の戦績を持つ。
1R、ともにサウスポー構え。圧力をかけて詰めるのはスタノニック。サークリングしワンツー、左の後ろ廻し蹴りを打つダブエルズ。さらに左のテンカオ! 効かされたスタノニックはくの字になりダウン、立ち上がりを待ち、なおもダニエルズは右跳びヒザ! ダウンしたスタノニックにパウンド連打! 止められてもおかしくないが、ガードして立ち上がる。
🐐 @RD_Goat laid it on thick in round 1️⃣.
— BellatorMMA (@BellatorMMA) April 16, 2021
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右の後ろ廻し蹴りも見せるダニエルズは右のサイドキックも。右ハイを返すスタノニックは右で差して押し込むが、突き放すダニエルズは右ジャブ、左ロー。さらに左足でムエタイのこかしへ。
下から足を手繰るスタノニックはヒザ十字狙いも、足を戻したダニエルズ。スタノニックの腕十字狙いもヒジを抜く。
2R、両手を下げてサイドキックを打つダニエルズ。左ロー、右の後ろ廻し蹴りはダニエルズ。詰めるスタノニックに頭を振りブロッキングでかわすダニエルズ。右ヒジで飛び込み、さらに自らダブルレッグテイクダウン! ガードに入れるスタノニックに、強いパウンドはダニエルズ。下からの腕十字狙いも胸を張り切ると、クローズドガードのスタノニックはなおも腕十字、三角絞め狙いへ。クラッチし肩を入れて防ぐダニエルズ。
立ち上がりスタンドを選択すると四つ組みに。ここも自らテイクダウンはダニエルズから。左で差して片足をパスし、右ヒザで左腕を押さえつけ、マット・ヒューズポジションで右ヒジ打ち! さらにパウンド連打にスタノニックは防戦一方に。ここも止められておかしくない連打もゴングに救われた。
🌪 @RD_GOAT may be elite on the feet, but his wrestling isn't bad either 😉
— BellatorMMA (@BellatorMMA) April 16, 2021
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3R、詰めるスタノニックはダニエルズの右ローの打ち終わりに詰めて四つに組むが、突き放すダニエルズは右の高いサイドキック! さらにニータップへ。金網まで詰めてボディロックから外がけでテイクダウン! ハーフガードのスタノニックはニーシールドへ。しかし長い手でパウンドし、ヒザを外したダニエルズは再び右ヒザでスタノニックの左腕を釘付けにし、パウンドを狙う。
腕十字を狙うスタノニックの足を担ごうとするダニエルズ。足を戻すスタノニックはシングルレッグからリバーサル。下になったダニエルズはガードの中に入れるも、腰を切り、立ち上がり上を取り返してゴング。
判定は3-0(30-26×2, 30-27)でMMAファイターとして進化を遂げたダニエルズが勝利。Bellator3勝1NCとした。