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【DEEP】RYOが松井大二郎と13年ぶり再戦でTKO勝ち「大阪でタイトルマッチが出来るように」、赤尾セイジが清水俊一に判定勝ち、MG眞介&渡部拓馬が倒されの激闘制す

2021/04/09 19:04

▼DEEP JEWELS 49㎏契約 5分2R
〇須田萌里(SCORPION GYM)
[判定3-0] ※20-17, 20-18×2
×坂本美香(FIGHT HOLIC)

 16歳の浪速っ子・須田萌里は今春に高校生になったばかり。2月のアマチュアDEEP JEWELSではグラップリングルールで敗れたが、7月大会のオープニングファイトでは腕十字一本勝ちでプロ昇格を決めた。10月のデビュー戦では柔術家の村上彩に判定負け。12月にはBURSTのササキモエに判定負けでプロ2連敗中。

 対する坂本は、『DEEP JEWELSアマチュア大会』に連続出場。2018年9月の第1回大会でにっせーにTKO負けも、2019年6月の第2回大会ではKrazy beeのTAMAMIにスプリット判定勝ち、2019年9月にプロデビューし、古瀬美月にTKOで敗れるも打撃で真っ向勝負を見せている。2020年2月には川村虹花にTKO負けを喫した。12月には永尾音波に判定負けと4連敗中のため、白星を掴みたいところだ。

 1R、ともにオーソドックス構え。ゴング同時に相手コーナーまで走り、前蹴り、右フックで坂本のバランスを崩した須田! 右で差して四つから小外で倒そうとするが、耐える坂本が体を入れ替えコーナーに押し込んでいく。両脇を差し返した須田に、腕を戻しボディロックからテイクダウン狙いは坂本。思わず須田はロープを掴みバランスを保つ。ブレーク。

 互いに右の蹴りから、右の前蹴りを当てる須田。右から左を当てて、角度をつけて出入りををする。左フック、右ローも須田。前蹴りから右のスーパーマンパンチを狙う。ストレートを当てる。右の前蹴りを当てて坂本を後退させた須田は前へ。左から右の打ち合いのなかで両脇を差して押し込む。

 2R、再び右前蹴りから入る須田。さらに左右連打。坂本も打ち返すが、須田の出入りが遠い。須田の飛び込みの右にアゴが上がる坂本。須田は右ミドルも。その蹴り足を掴んでシングルレッグで詰める坂本は尻下でクラッチを組みテイクダウン! 下から草刈、さらに腕十字を狙う須田。腕をクラッチする坂本に下から鉄槌も。坂本も時折鉄槌を落とすが腕を掴んだままの須田はうつ伏せになり極めに。再び潰しにいく坂本だが右腕は外れず。そのままゴングに。細かい鉄槌を受けた坂本は顔を腫らしている。

 判定は3-0(20-17, 20-18×2)で須田が勝利。地元で勝利した須田は涙でリングを後にした。

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