MMA
レポート

【PANCRASE】ネオブラ・ライト級で張豊が優勝。フェザー級でトミー矢野が一本勝ち、バンタム級でボンサイ柔術の佐藤が一本勝ち、ストロー級で渋井が決勝進出、フライ級で本川が準決勝進出

2025/05/06 11:05
 2025年5月6日(火/祝) 東京・品川インターシティホールにて『PANCRASE BLOOD.6』(U-NEXT配信)が開催された。  2月にネオブラ史上最多の全33試合が行われた『PANCRASE BLOOD.5』に続く、今大会では、第20試合のライト級決勝戦をメインに、ストロー級、フライ級、バンタム級、フェザー級の2回戦などのほかにワンマッチ7試合も組まれた。 ネオブラッドトーナメント ライト級決勝 ▼第20試合 ライト級 決勝戦 5分3R〇張 豊(Tri.H.Studio/頂柔術)[判定3-0] ※29-28×2, 30-27×アンディ サカイ(ISHITSUNA MMA)※張がネオブラ・ライト級優勝  1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るサカイがダブルレッグから脇潜りバッククリンチから崩して両手を着かせてバックに。4の字ロックのサカイだが、足の組み直しに張が正対して立ち上がり。  すぐに追うサカイがボディロックから崩し。張の立ちにニンジャチョーク狙い。組ませない張が上に。立つサカイをダブルレッグテイクダウンは張。しかしサカイは足関節のトランジションからスタンドバックへ。  張もスイッチで腕を差し入れてがぶり。シングルレッグでドライブのサカイ。ボディロックから崩してバックを奪うと張が背負って立ってホーン。2者が張を支持、1者がサカイ支持。  2R、右前蹴り、左後ろ蹴りを腹に突いて組むサカイに体を入れ替えシングルレッグテイクダウンは張。ケージウォークで立つサカイになおもケージに詰めてダブルレッグテイクダウンは張。立つサカイのシングルレッグをがぶり引き落とし。バックに回りパウンドに立ち上がるサカイ。張はボディロックで回してテイクダウン。またも立つサカイ。張はボディロックで押し込み、頭をアゴ下につける。  ヒジを突いて突き放すサカイ。張はそこにボディロックテイクダウン! サイドを奪い、パウンド。ボディロックで前方に崩して左パウンド。片ヒザ立ちのサカイは脇にグローブを挟む。3者が張を支持。  3R、組んでテイクダウンは張。金網際で立つサカイを崩すと、サカイは下から足関節狙い。足を抜き、サイドを奪う張はパウンド。  亀から巻き込み狙うサカイだが潰してサイドからパウンドは張。サカイの立ちにはボディロックテイクダウン。足関節狙うサカイを潰した張がサイドバックから細かいパウンド。サカイの立ち上がりに後方へ豪快に投げて、ホーン。  判定3-0で張が勝利。ライト級優勝を決めた。 [nextpage] フェザー級2回戦 ▼第19試合 フェザー級 二回戦 5分3R×目怒頑丈 (T-BLOOD)[1R 2分05秒 TKO] ※パウンド〇清水博人 (DOBUITA)  1R、目怒のシングルレッグに跳びヒザを合わせに行く清水。なおも足を手繰る目怒が左で差して押し込み。清水のローブローで中断、再開。  目怒の突進からシングルレッグを切った清水が右を突き、サイドバックからパウンド! 目怒のクラッチが切れ、パウンド連打にレフェリーが間に入った。清水が準決勝進出。 [nextpage] ▼第18試合 フェザー級 二回戦 5分3R×沢木純也 (SUBMITMMA)[判定1-2] ※28-29×2, 29-28〇福里凱亜(トイカツ道場)  1R、ともにオーソドックス構え。ワンツーの沢木、福里も左ジャブを見せる。右前蹴りの沢木に福里がシングルレッグからケージに押し込み四つ、左ヒザ。沢木は腿に鉄槌。体入れ替え離れると右ミドルハイ。福里も左ジャブを当てる。左ローには右ストレートを狙う沢木が右ローをヒット! さらに右カーフ。  福里は右オーバーハンドを振って組んでボディロックテイクダウン。バック奪い、パウンド。背負って立つ沢木におたつロックから崩してホーン。2者が沢木を支持、1者が福里を支持。  2R、福里は組んで投げも立つ沢木。福里はシングルレッグから払い腰テイクダウン! ここもすぐに立つ沢木。福里は右オーバーハンド! 強引な首投げに首を抜いて立つ沢木。さらに組んで来る福里を突き放した沢木は左ジャブを刺す。  右を返す福田の右ミドルにカウンターのダブルレッグテイクダウンは沢木! トップを奪いホーン。2者が沢木を支持、1者が福里を支持。  3R、右を振る福里、右ロー、左フックも、沢木は左を合わせに行く。福里は左をヒット。右を振ってそのままシングルレッグテイクダウンからマウントに! ブリッジから体を入れ替えリバーサルした沢木が上に。離れてスタンドに。  ともにジャブ、福里の右ミドルに左を合わせて当てた沢木が前に。右ローに福里も左ジャブ。左ジャブの刺し合い。ここで沢木はダブルレッグも差し上げる福里がワンツーから右。  さらにボディロックテイクダウン! 立つ沢木はワンツーで前ががりに。そこに再び組んで小外がけテイクダウンの福里がサイドを奪い、福里のラウンドに。判定はスプリットに割れ、2-1で福里が熱戦を制した。 [nextpage] ▼第17試合 フェザー級 二回戦 5分3R〇トミー矢野(フリー)[1R 3分05秒 リアネイキドチョーク]×星野柊哉 (OOTA DOJO)  1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブの矢野は右前蹴りで星野に腰を落とさせると左で差して組み。星野も左差しで入れ替えるが、矢野は突き放す。  右を突いて、右ローも当てる矢野は右を振ってダブルレッグ。さらにケージを蹴って引き込み、4の字ロック。背負って立つ星野におたつロックの矢野。  横に落とそうとする星野におたつでバランスを取る矢野は右腕を喉下に差し込んでリアネイキドチョーク! 星野は背負ったままタップした。セコンドのイゴールとエリーが祝福。矢野は次戦で田口と対戦に。 [nextpage] ▼第16試合 フェザー級 二回戦 5分3R×雅也 (和術慧舟會HEARTS)[2R 4分44秒 TKO]〇田口翔太 (総合格闘技道場CROWN)  1R、長いワンツーの田口、雅也が左で差して組んで小外がけテイクダウン。雅也はキムラを狙うが、体を入れ替えた田口が上に。雅也は下からもキムラを狙うが、足を越えられマウントに。腕を外した田口はパウンド。3者田口を支持。  2R、左で差して押し込む田口に首投げテイクダウンの雅也。袈裟固めからサイドに移行も、田口はテッポウで返して上に。組み付く雅也を剥がしてサイドバックからパウンド連打。ハーフからヒジも突いてレフェリーが間に入った。 [nextpage] バンタム級2回戦 ▼第15試合 バンタム級 二回戦 5分3R〇佐藤ゆうじ (ボンサイ柔術)[1R 2分37秒 三角絞め]×木本海人 (CAVE)  1R、サウスポー構え、ボンサイ柔術の佐藤は左の蹴りから。木本も右ローは空振り。木本の右にダウンした佐藤が組んで右オーバーフックで引き込み。左オーバーフックに切り替えも離れる木本。佐藤は足にからむが、木本はパウンドから足を抜き離れる。詰める佐藤は再び引き込み。  左でオーバーフックして木本の対角の手首を持つ佐藤。木本の左腕を後方に押し込んで三角絞め! 持ち上げかけた木本の頭を引き寄せ、タップを奪った。佐藤は準決勝で木村耀人と対戦に。 [nextpage] ▼第14試合 バンタム級 二回戦 5分3R×水島和磨 (香取道場)[判定0-3] ※28-29×3〇木村耀人 (UNITED GYM CHIBA)  1R、オーソの木村は手を低い構え。サウスポー構えでRISE出場経験もある水島は右ロー、左インロー。木村は右から左ミドルも遠い。左ジャブを見せる。ワンツーの左の水島が圧力。ケージ背から出た木村は右ボディストレート。左突き、左インローを当て逆ワンツーの右で木村を崩した水島だが、木村はシングルレッグからバック狙い。  ここを突き放した水島に木村はダブルレッグテイクダウン。水島は左で差してすぐに立ち上がり。3者水島を支持。  2R、先に詰める木村が崩してバックに。スクランブルの水島に両足をかけて4の字ロックからリアネイキドチョーク狙い。長い時間をコントロール。腰をずらして離れた水島。なおも木村が遠間からシングルレッグ、スプロールする水島。木村は鼻から出血も遠間から右ハイをブロック上に突く。3者木村を支持、木村が取り返した。  3R、ともに慎重ななか、左ジャブの木村、右ローの水島。左ジャブ、右ハイの木村。ブロックもまだ受け身の水島。左回りの木村は右ローとジャブ・ローで近づかせない。関節蹴りも。水島は右を突いて近づくが、左にサークリングの木村が左ジャブ、さらにジャブ。オーソから左ロー。詰める水島だが入れない。左ジャブから右の木村に、水島は跳びひざで詰めて右を当てて詰めるが、木村はさばいてホーン。  判定3-0(29-28×3)で木村が接戦を勝利した。 [nextpage] 【中止】※両者失格 ▼第13試合 バンタム級 二回戦 5分3R水永将太(mma ranger gym)貫井義規 (OOTA DOJO) ※水永将太が、減量中の緊急搬送のため計量欠席。貫井義規が、バンタム級61.2㎏契約のところ最終計量で62.75kgと1.55kgの超過。この試合は、両者失格により中止に。 [nextpage] フライ級2回戦 ▼第12試合 フライ級 二回戦 5分3R×齋藤楼貴 (暁道場)[判定3-0] ※28-29×3〇本川ハルアキ(リバーサルジム横浜グランドスラム)  1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローの齋藤に、組んだ本川は首投げ。首抜きトップの齋藤がサイドからバックに。腰ずらし立ち上がる本川。左で差してケージに押し込み。ブレーク。  左右から組んだ本川。ボディロックから体を入れ替えた斎藤。右差しから下に移行しダブルレッグで尻を着かせてホーン。3者齋藤を支持。  2R、サウスポー構えから右、左。齋藤の組みに首投げ決める本川だが、ここもスクランブルする齋藤。それを右で差して切り返しトップを奪う本川がヒジ、ハーフから押さえ込むが、金網に上体立てる齋藤が立ち上がりへ。なおもボディロックの本川は大腰気味に投げ!  いったん中腰になりパウンドで飛び込むと齋藤はバック狙いから正対際の本川に立ち上がり。両足束ねテイクダウンの齋藤に左小手巻き切り返してトップは本川! 左枕で右パウンドの本川にブリッジで返して立つ齋藤だが、本川は最後にボディロックから後方にテイクダウン。3者本川で取り返す。  3R、勝負のラウンド、オーソから右ハイ、さらに詰めて左差しの本川。体を入れ替えた齋藤は右前蹴り。詰める本川にヒザも。組む本川が左差しで投げ、すぐに立って回して投げる齋藤。両者スクランブルですぐに立ち。  剥がしい投げの打ち合い。本川はシングルレッグで飛び込むと切る齋藤がバック狙い。ここでも際で上は本川! 齋藤のオモプラッタ狙いを回転して切り返し、下の齋藤はデラヒーバ狙いから立ち上がりの本川のバック狙い。つかせない本川はシングルレッグからバックに。  凄まじいスクランブル戦。右足をかけてバッククリンチの本川が横にいhき込み、左足かかけさせない齋藤は立ち上がりドンキーガードからボディロックし切り返しも両者すぐに立ち上がりホーン。  ひとときも止まらないスクランブル戦の判定は29-28×3で際でトップの本川が勝利。準決勝進出を決めて、セコンドの伊藤盛一郎に迎えられた。 [nextpage] 【中止】 ▼第11試合 フライ級 二回戦 5分3R今田六颯士(CAVE)※計量欠席田中亮祐 (UNITED GYM CHIBA) ※今田六颯士が、減量中の緊急搬送のため計量欠席。今田の失格によりこの試合は中止となり、トーナメントは田中亮祐が準決勝戦進出に。 [nextpage] ▼第10試合 フライ級 二回戦 5分3R×柴山鷹成(G-face)[1R リアネイキドチョーク]〇高橋克佳 (KINGCRAFT)  1R、右オーバーハンドをからダブルレッグテイクダウンの柴山が高橋の立ち際にバックに。左手でリアネイキドチョーク狙い。腰をずらそうとする高橋だがついていき、タップを奪った。 [nextpage] ストロー級2回戦 ▼第9試合 ストロー級 二回戦 5分3R〇渋井宏行(THE BLACKBELT JAPAN)[判定3-0] ※29-28×2, 30-27×田畑翔太 (K-PLACE)※渋井が決勝進出  1R、ともにオーソドックス構え。先に田畑が右で詰め。渋井も右ボディストレート、田畑の右にダウンした渋井。すぐに立つと組みも離れる田畑。圧力かけてダブルレッグの渋井。差し上げる田畑に渋井はボディロックテイクダウン。すぐに立つ田畑は右小手。渋井は押し込みクラッチ、右ヒザ!  渋井の崩しを右小手で残した田畑だが、渋井はニンジャチョークへ。組ませない田畑が立ち上がり。押し込む渋井がボディロックから再び右ヒザ。田畑は小手投げも投げ切れない。戻した渋井がヒザでホーン。2者がダウン獲った田畑、1者渋井。  2R、田畑がテイクダウン。下の渋井はオモプラッタ狙いから戻してきた田畑に三角絞め。組んだまま下からヒジ。腕十字に切り替えるとヒジをずらした田畑。  渋井は足を解いてスクランブルでバックに。背後からヒザ。リストコントロールで崩してパウンド、田畑は片ヒザ立ちのまま背中を譲る。3者、渋井を支持。  3R、右を突いてケージに詰める渋井。右で差してヒザ。ケージ背に右小手の田畑にボディロックした渋井は右ヒザ。そこに首投げを合わせてトップを取った田畑が左足はかけるが、横に落とした渋井。  立ち上がる田畑はジャブを当ててシングルレッグへ。切って左で差して押し込むのは渋井。右ヒザを突き、右パンチ。小手の田畑だが、渋井が押し込みヒザでホーン。  判定3-0で渋井が決勝進出。渋井はアマチュア時代に続き、田畑を下した。 [nextpage] ▼第8試合 ストロー級 一回戦 5分3R〇日向優希 (新潟イエローマンズ)[1R 2分07秒 TKO]×與那嶺大輝 (THE BLACKBELT JAPAN)  1R、ともにサウスポー構えから。ワンツーの与那嶺はオーソも見せたスイッチ、左カーフ。日向もワンツー。その前進にジャブ、ローでニータップのフェイントも見せる与那嶺。  詰める日向は連打で左を当てると、与那嶺も右を返すが、近い距離の回転は日向。ケージに詰めて前傾で打ち込む日向の連打に金網背にもらった与那嶺。レフェリーが間に入った。 [nextpage] ワンマッチ ▼第7試合 ミドル級 5分3R〇荒井勇二(暁道場)6勝5敗[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×岡村寿紀(リバーサルジム川口リディプス)2敗  1R、ともにオーソドックス構え。左ミドルを当てる岡村。左前手フックを見せる荒井に、岡村は右ローを返す。組んだ荒井に右差しの岡村が押し込み。ケージ背に荒井は大外刈狙いも残す岡村。ケージ際で体を入れ替え合う両者。左差しの荒井が左ヒザ連打、体を入れ替える岡村が投げ狙い。3者が荒井を支持。  2R、左ジャブのダブルの荒井に回って右をかぶせて左フックの岡村。左右連打の荒井は崩れながらもシングルレッグからケージまでドライブ。バッククリンチから左足をかけてバッククリンチ狙い。その左腿にヒジを落とす岡村に、荒井は正対。ケージ際で右小手の岡村にボディロックした荒井。そのクラッチを剥がす岡村。正対して押し込むのは荒井。岡村のシングルレッグ狙いを差し上げた荒井。2者が荒井を支持、1者岡村。  3R、左を突く荒井。岡村は左の蹴りで前に。荒井の左フックをかわして組んだ岡村は離れる。荒井は左ミドル、左フック。岡村の右をかわした荒井がダブルレッグ。残した岡村だがケージに押し込まれる。左で差しているのは荒井。スタンドバック狙いから左足をかけて対角のヒザ裏におたつロック、手はたすき。最後にグラウンドに引き込みホーン。  判定3-0で40歳の荒井が26歳の岡村を下した。 [nextpage] ▼第6試合 フェザー級 5分3R ×前田村生(UP START)1勝4敗[判定1-2] ※28-29×2, 29-28〇小野瑛大(和術慧舟會AKZA)1勝2敗  1R、ともにオーソドックス構え。先に長いワンツーの右で詰める小野。左右蹴りも。前田も踏み込んでの左右。小野はオーソから左ミドルで距離を作る。前田の詰めに首相撲ヒザ連打の小野、前田はケージまで詰めるとそこにニンジャチョーク狙いの小野。前田はシングルレッグ狙いも小野は離れる。左から右フックを強振する小野。前田がかわしてホーン。3者小野を支持。  2R、互いに慎重ななか、前田が左右連打から組みに。右で差し返した小野の崩しに逆にバッククリンチの前田。小野はキムラ狙いも潰した前田がトップから鉄槌。小野が亀から立ち上がりに前田がバック。しかし、胸を合わせて正対した小野が立ち上がり。右ストレートを突いた小野、前田の組みに四つから小外がけでテイクダウンして小野が上でホーン。2者が小野支持、1者前田支持。  3R、前田のワンツーを距離でかわした小野は左ジャブ。右ローを当てる前田。右から左で詰めると小野から組み。そこにボディロックからバッククリンチした前田が後方に引いてトップ。  小野のアームロック狙いを潰してバックマウント、パウンドからリアネイキドチョーク狙い。左腕な巻けたが、右腕が脇下から抜けず。左のパウンドに切り替えた前田に、正対しかけた小野だが、前田もすぐにバック解除でがぶり、再びリアネイキドチョークへ。組めたが、後ろ手を剥がした小野。前田は背後からパンチでホーン。前田が取り返したラウンドに。スプリット判定で小野が接戦を制した。 [nextpage] ▼第5試合 バンタム級 5分3R×タカリンダマン(和術慧舟會HEARTS)2勝3敗[判定0-3] ※27-30, 28-29〇笹崎健司(マッハ道場)2勝1敗  1R、サウスポー構えのタカリンダマン、オーソの笹崎は右ハイで牽制。右ストレートを突く笹崎に、タカリンダマンはシングルレッグ。外して立ってケージに詰めて右で差してヒザ蹴りの笹崎。突き放したタカリンダマン。シングルレッグを切る笹崎は突き放す。  右オーバーハンドを見せる笹崎。左ヒザを打つタカリンダマンだが、その打ち終わりに右を合わせてダウンを奪う笹崎。タカリンダマンのシングルレッグを切って左右連打。左で差して組んでクリンチ押し込みのタカリンダマン。崩してテイクダウンの笹崎をスイープしたタカリンダマンだが、立つ笹崎。3者笹崎。  2R、身体ごと右をぶつけていく笹崎に、かわしてダブルレッグのタカリンダマン。しかし組んでヒザの笹崎がバッククリンチ。正対したタカリンダマンに、突き放す笹崎は右。かわしてダブルレッグもタカリンダマンを首を押さえてがぶった笹崎。シングルレッグでケージまでドライブするタカリンダマン。ジャッジ2者タカリンダマン。1者が笹崎。  3R、シングルレッグのタカリンダマンを突き放す笹崎。右を突き、右ヒザも当てる笹崎。間合いを詰めて来たタカリンダマンに右ハイ! 被弾しながらも蹴り足を掴むタカリンダマンだが、右で差し上げ押し込むのは笹崎。左ヒザ。そこに首投げテイクダウンのタカリンダマンだが、ここは立てる投げ。すぐに立つ笹崎は四つ組みのタカリンダマンに笹崎は組みながら高いヒザを突いてテイクダウン!  ケージまで這って上体立てて座るタカリンダマン。腰を抱いて引き出そうとする笹崎。立つタカリンダマンは両差しから支え釣り込み足でテイクダウン! 笹崎の立ち際にギロチンチョークも頭抜いた笹崎が立ち際にパウンド。立つタカリンダマンを崩してパウンドしてホーン。判定3-0で笹崎が勝利。 [nextpage] ▼第4試合 バンタム級 5分3R×田中千久(宇留野道場)2勝6敗[1R 1分28秒 リアネイキドチョーク]〇鈴木勇太朗(DOBUITA)1勝  1R、サウスポー構えの田中、オーソの鈴木。左ハイの田中に、鈴木から組んで左差しで右に崩してテイクダウン、すぐにパウンド。バックを奪い、リアネイキドチョークを極めた。 [nextpage] ▼第3試合 フライ級 5分3R〇大野友哉(THE BLACKBELT JAPAN)6勝3敗[2R 三角絞め]×金澤臣人(リバーサルジム横浜グランドスラム)2勝3敗  1R、ともにオーソドックス構え。右ローを当ててダブルレッグテイクダウンの大野。すぐにバックテイクし、グラウンドに引きずり込む。両足をかけた大野は4の字ロックで金澤にリアネイキドチョーク狙い。胸を合わせて正対狙う金澤に大野はバックから腕十字狙い。ヒジを抜いた金澤がバックへ。両足をかけてリアネイキドチョークで絞めるが、大野も後ろ手を剥がしてホーン。2者が金澤、1者が大野支持。  2R、初回に逆転された大野が右を突いてケージに詰めてダブルレッグテイクダウン。クローズドガードの金澤は下から三角絞め、十字に移行も大野が抜けると、両者立ち上がり。詰める大野に金澤は大内刈でテイクダウン。立つ大野はバック引き込み、正対にツイスター狙いも、外してトップの金澤。  大野は下から三角絞めも持ち上げスラムする金澤。たたきつけられながらまだ外さない大野は腰を切ってヒザ裏でクラッチし、絞めてタップを奪った。 [nextpage] ▼第2試合 フライ級 5分3R×米泉乾太(Right Thing Academy)2敗[1R 1分06秒 TKO] ※パウンド〇前川 慧(HIDE OUT)1勝  1R、ともにオーソドックス構え。右を突く前川。ローシングルでヒザを着いた米泉を押しつぶして上を取るとすぐにパスして鉄槌連打。レフェリーが間に入った。 [nextpage] ▼第1試合 ストロー級 5分3R〇佐々木瞬真(THE BLACKBELT JAPAN)2勝1敗[3R 2分50秒 TKO] ※パウンド×森田祥平(キングダム立川コロッセオ)2敗  1R、佐々木がダブルレッグテイクダウン。跳ね上げ足関節狙いからレッスルアップする森田を潰した佐々木、スクランブルで上下を入れ替える中、亀になった森田のバックを奪った佐々木がバックマウントからパウンド。いったんは正対した森田だが、再び亀に。左でリストコントロールした佐々木が右でパウンド。  足を外して立ち上がった森田が右差しで投げるが、際で上を取るのは佐々木。森田は下から草刈。佐々木が足を払った瞬間に立ち上がり。佐々木がすぐに詰めてホーン。ジャッジ3者が10-9で佐々木のラウンド。  2R、右ボディストレートの森田。佐々木は左インロー。佐々木のシングルレッグを切りかけた森田だが、佐々木はさらに詰めてテイクダウン。背中を見せながらも立ち上がる森田が正対。すぐにケージに詰める佐々木がダブルレッグテイクダウン。下の森田はフルガードも、佐々木はインサイドからパウンド。足を腰に当てて伸ばして突き放そうとした諸田だが、佐々木は足を払い、潰して上からパウンド。3者10-9で佐々木支持。  3R、佐々木の入りに右ストレートを当てた森田! 前に崩れた佐々木だが両足を手繰りダブルレッグテイクダウン。足を効かせようとする森田をパスしてマウント。いったんは返した森田から再びマウントを奪うとパウンド。レフェリーが間に入った。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.338
2025年5月23日発売
14戦無敗、全試合フィニッシュ勝利でRIZINフェザー級新王者となったラジャブアリ・シェイドゥラエフ。その強さを徹底特集。ケラモフ戦の木村柊也ら無敗選手達。野杁正明×平本蓮のSP対談、ONE新王者・若松佑弥も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント