▼DEEPライト級 5分2R
〇渡部拓馬(総合格闘技道場reliable)
[2R 2分49秒 TKO] ※右アッパー→パウンド
×木村俊也(BLOWS)
BLOWSの木村は、プロデビューから4連勝後、2020年8月にPANCRASE大阪で小川道的にTKO負け。しかし、11月のDEEP&PANCRASEで太田裕稀にスプリット判定勝ちで再起を遂げた。
対する渡部は、2017-18年にWLFも含め3連敗も、2019年4月に野副忠佑をリアネイキドチョークで極めると、7月には小川道的を2R TKOに下し、2連勝中だ。
1R、ともにオーソドックス構え。右ローから入る木村。渡部も右ローを返す。オーソから左ハイを打つ渡部。木村も同じ技で返す。左フックから右ローを打つ木村。そこに右を狙う渡部。追う木村は右ローをヒット。右ストレートは渡部がスウェイ。同じ右を狙う。
ワンツーで前進し左を当てた木村が前に。ロープに詰まる渡部は左に回り込み距離を取る。再び中央を取る木村は右ミドル。再び木村の右ミドルにシャープな左をカウンターで合わせた渡部! 腰を落としてダウンする木村を詰める渡部。木村が立ち上がるとバックを回るが、木村も突き放す。
落ち着きを取り戻した木村は右ロー。さらに右フックを振って入るが、その打ち終わりに渡部は右から左をヒット! ここも深追いせず木村を見て動く。木村は右ロー、右ミドルもパンチの戻しが遅れる。
中央を取る渡部。木村は右ローで蹴り返し、さらに右ローをダブルで当てる。右フックを当てる渡部。木村の右ローに左ジャブ、しかし木村も右ローを粘り強く当てる。
2R、中央を取る渡部。ともにジャブの刺し合い。圧力をかける渡部、木村の右から左にバランスを崩す。詰める木村は右ロー。しかし渡部も圧をかけ直すと、木村は下がりながら右ロー。さらに左から右を当ててダウンを奪い返す! 詰める木村のパウンドを受けながら立ち上がる渡部。背後から殴る木村に正対して突き放す渡部は前へ。
右ローから左フックの対角で突く木村。渡部の右の打ち終わりに左を当てる。さらに右ロー。渡部のワンツーをかわして前進し、右フックをヒット! いったん下がった渡部だが、来いと手招きすると自ら前へ。右ストレートを当てると、下を向いた木村に右アッパー! がくりとヒザから崩れた木村にパウンドで追打し、レフェリーが間に入った。立ち上がった木村は状況が掴めていない様子。
倒し倒されの激闘を制した渡部はコーナーポストに駆け上がり、歓喜のガッツポーズで場内から拍手を浴びた。