▼第1試合 バンタム級(※65.8kg)5分3R
○マーク・フェアテックス・アベラルド(ニュージーランド / フィリピン)
[2R 3分20秒 TKO] ※右ヒジ
×エミリオ・ウルティア(米国)
2019年2月に竹中大地をヒジで切り裂きドクターストップに追い込んだアベラルド。次戦で佐藤将光には敗れたものの、アイデン・ジュメイに判定勝ちで再起。しかし、ここ2試合はトロイ・ウォーセン、ファブリシオ・アンドラージと強豪相手に敗れている。
対するウルティアは、2018年1月にブルーノ・プッチにTKO勝ちも、マラット・ガフロフ、リ・カイウェン、中原由貴相手に3連敗中だ。
1R、たがいにオーソドックス構え、ともに右のカーフキック、ローキックを打ち合い、ウルティアは素早く出入り。右ローを当てて今度は上に、右フックを当てたアベラルドは金網に詰めて右ヒジを連打! ウルティアはゴングに救われる。
2R、右フック、左ミドルで前に行くアベラルド。ウルティアは低いシングルレッグに入るが、切るアベラルド。ウルティアはなおもダブルレッグダイブも切られる。飛び込んでの前手の左フック、ジャブを当てるアベラルド。ウルティアもその入りに左右をまとめる。
左ジャブで踏み込むウルティア、そこにアベラルドは遠間から縦ヒジで飛び込み! 両者ともに倒れるが、ヒットさせたのはアベラルド。見事、ジャンプするような飛び込むヒジ打ちをカウンターで当てて、その勢いのまま前に倒れてしまったが、すぐに立ち上がり、飛び掛かったところでレフェリーが間に入った。