キックボクシング
レポート

【RISE】大崎一貴が一航の蹴りに苦戦も勝利もぎ取る、“門番”風音がHIROYUKIをダウンさせて撃退、良星がカーフキックでダウンを奪って再起戦に勝利

2021/02/23 19:02

▼第2試合 ライト級(-63kg) 3分3R
×久保田有哉(TARGET)
判定0-3 ※26-30、25-30、25-30
〇藤井重綺(トイカツ道場)


 1R、藤井がパワフルな左ボディ、左フック、右アッパー、右ストレートを次々と決め、場内からはどよめきが起こる。久保田はワンツーを伸ばすが、藤井に届かない。


 しかし2R、久保田が前に出てワンツーとローで攻め込むと、目立ったヒットはないものの藤井の手数が減る。どんどん前へ出て攻撃を放つ久保田に藤井もフックを打ち返すが、手数はかなり少ない。それでもヒットを奪うのは藤井の方。


 3Rは両者至近距離での打ち合い。上手く打ち分けるのは藤井だが、久保田はヒザ蹴りも混ぜて手数も多い。この押し合いの展開の中で、残り1分30秒のところで藤井が左フックをヒットさせてダウンを奪い、食い下がる久保田に藤井はパンチを出しながら下がり、久保田のパンチはかわして判定勝ちした。

▼第1試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
×穂波 楓(JOKER GYM)
判定0-3 ※27-30、26-30×2
〇彪司(=ひゅうが/TEAM TEPPEN/JAPAN CUP 2019 -55kg級優勝・大会MVP)


 1R、長身の彪司が前へ出て穂波がステップを使って動き回る。彪司の打ち下ろしのワンツーが決まって吹っ飛ぶ穂波。


 2R序盤は両者とも見合い、レフェリーから注意を受ける。彪司がヒザ蹴りと左フックで穂波をグラつかせ、ロープを背負わせる。穂波は意を決してコーナーで足を止めて打ち合いを挑んだが、彪司の左右の連打でダウンを喫する。


 3R、彪司が左右連打からのヒザ蹴りを見せ、“来い”とカモンゼスチャー。穂波は左右フックを放つが、彪司の圧力に下がる展開が続く。思い切った左フックがかすめる場面もあったが、彪司のリーチを克服するには至らず。彪司の判定勝ちとなった。

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